石原裕次郎記念館、26年の歴史に幕 石原軍団から感謝の「振る舞い酒」
2017-08-31 06:47:36
北海道・小樽市の石原裕次郎記念館が2017年8月31日、閉館を迎え、26年の歴史に幕を下ろした。
記念館ではセレモニーが開かれ、裕次郎さんの妻で、石原プロ会長の石原まき子さん(84)と俳優の舘ひろしさん(67)、神田正輝さん(66)が、訪れたファンに感謝の言葉を述べた。
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「石原裕次郎も喜んでいると思います」
まき子さんはセレモニーで「裕次郎が大好きな小樽、海のそばのこのように美しい記念館で、26 年間も皆様にお目に書かれたことをとても石原裕次郎も喜んでいると思います」とファンに感謝した。
舘さんは「石原さんはああいう方でしたから、あんまりここをしんみりしめたくないという気持ちでいます」と述べ、神田さんは「明るく陽気な方でした。自由でタフというのが裕次郎さんの真骨頂であります。こうやって我々が元気でこのときを迎えられたことを喜ぶべきだと思います」とコメントした。
記念館の限定品だった宝酒造の「石原裕次郎ボトル」は、9月1日から同社のオンラインショップで発売される。石原裕次郎ボトルは、特撰松竹梅<大吟醸>(2800円)と宝焼酎「JAPAN」20°3種(各1514円)の計4種(いずれも税込)だ。
まき子さんは、
「裕次郎は本当にお酒が大好きで、こちらで記念品として販売させていただいていたお酒(裕次郎ボトル)をどうにか残していただけないという要望を多くいただきました。ですので、宝酒造さんにお話をしましたら、通販として取引をできるようにいたしましょうとお受けいただきました。とてもよかったと思っております」
とセレモニーで説明した。
記念館の広場では、舘さんや神田さんを始めとする「石原軍団」が、宝酒造の「松竹梅白壁蔵『澪』スパークリング清酒」を無料で振る舞った。裕次郎さんは17年間、同商品のテレビCMに出演していた。
裕次郎さんは3歳の時、出身地の神戸から小樽に移り住み、8歳まで過ごした。裕次郎さん亡き後の1991年7月、小樽市は「第2の故郷」だとして、記念館がオープンした。