JR中央・総武線「住みたい駅」「流行りそうな駅」ランキング 千葉県が上位を席巻!
不動産情報サイト「LIFULL HOME'S」を運営するLIFULL(ライフル)が2017年8月29日、「JR中央・総武緩行線の駅に関する調査」の結果を発表した。調査対象は、中央・総武線の39駅だ。
津田沼駅が「最も住みたいと思う駅」の1位、船橋駅が「これから流行りそうな駅」の1位を獲得するなど、千葉県の駅がランキング上位を席巻した。
理由は「快速が止まる」から
津田沼駅は、「最も住みたいと思う駅」で1位を獲得した。1位から10位までは、以下のとおりだ。
1位 「津田沼」 45票 (9.0%)
2位 「市川」 32票 (6.4%)
3位 「錦糸町」 31票 (6.2%)
4位 「船橋」 30票 (6.0%)
5位 「本八幡」 25票 (5.0%)
6位 「小岩」 23票 (4.6%)
6位 「吉祥寺」 23票 (4.6%)
8位 「下総中山」 21票 (4.2%)
9位 「中野」 17票 (3.4%)
10位 「新小岩」 15票 (3.0%)
5位までの顔ぶれをみると、錦糸町駅を除いて千葉県の駅ばかりだ。
1位の津田沼や2位の市川駅を選んだ理由を聞くと、「東京から適度な距離で、快速も止まり、ある程度栄えているから」「快速が止まるし、少し落ち着いている。東京まで遠くもないので」という声が目立つ。東京に通勤・通学するのに便利で、大型商業施設や閑静な住宅街に近い点が評価されているようだ。
千葉県の駅は、「これから流行りそうな駅」のランキングでも上位を占めた。
1位 「船橋」 38票 (7.6%)
2位 「千葉」 36票 (7.2%)
3位 「津田沼」 33票 (6.6%)
4位 「錦糸町」 31票 (6.2%)
4位 「秋葉原」 31票 (6.2%)
6位 「新宿」 24票 (4.8%)
7位 「両国」 23票 (4.6%)
8位 「本八幡」 21票 (4.2%)
8位 「小岩」 21票 (4.2%)
10位 「千駄ヶ谷」 20票 (4.0%)
10位 「吉祥寺」 20票 (4.0%)
先のランキングと異なり、秋葉原駅、新宿駅といった文化・流行の発信地も上位に食い込んでいる。
「最も雰囲気が好きな駅」は...
次に、「最も雰囲気が好きな駅」のランキングを見てみよう。
1位 「吉祥寺」 39票 (7.8%)
2位 「船橋」 32票 (6.4%)
3位 「津田沼」 31票 (6.2%)
3位 「御茶ノ水」 31票 (6.2%)
5位 「千葉」 29票 (5.8%)
6位 「新宿」 28票 (5.6%)
7位 「両国」 25票 (5.0%)
8位 「錦糸町」 21票 (4.2%)
9位 「本八幡」 20票 (4.0%)
10位 「市川」 18票 (3.6%)
10位 「秋葉原」 18票 (3.6%)
ここでは、吉祥寺駅が1位に躍り出た。「庶民的なのにおしゃれな感じ」「落ち着いた雰囲気と活気のある雰囲気がともにあり、利便性も高い」「自然豊かだが、田舎ではない」。サンロード商店街やダイヤ街などの商店街と、井の頭公園が混在している特異な環境が評価された。
3位の御茶ノ水駅は、ノスタルジックな雰囲気が評価された。神田川にかかる聖橋や、湯島聖堂や神田明神など複数の観光名所が駅周辺にある。「橋の上からの駅の眺めが好き。学生街で活気がありつつ落ち着いた雰囲気もあるから」「聖橋と神田川沿いの景色、緑とビルが混在している」という声が寄せられた。
「最も代表的だと思う駅」では、秋葉原駅がダントツの票数を獲得し、新宿、錦糸町、千葉が以下に続いた。
1位 「秋葉原」 120票 (24.0%)
2位 「新宿」 69票 (13.8%)
3位 「錦糸町」 67票 (13.4%)
4位 「千葉」 61票 (12.2%)
5位 「船橋」 31票 (6.2%)
6位 「津田沼」 20票 (4.0%)
7位 「御茶ノ水」 19票 (3.8%)
8位 「両国」 15票 (3.0%)
9位 「吉祥寺」 14票 (2.8%)
10位 「西船橋」 13票 (2.6%)
船橋駅は「最も住みたいと思う駅」で4位、「これから流行りそうな駅」で1位、「最も雰囲気が好きな駅」で2位、「最も代表的だと思う駅」で5位と、全ランキングで5位以内に入っていた。
調査期間は、2017年6月12日から14日まで。「JR総武線沿線に最寄り駅があり、週に3日以上JR総武線を利用している」と回答した15~69歳の男女500人を対象に、インターネット上で行われた。