コンセプトは「脱がせたくなる下着」 脱着しやすく美しい「ふんどし」

   男性の飽くなき欲求に応える「ふんどし」が、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で商品化に向けて動き出している。

   下着ブランドの「和ランジェリー 天衣(てんね)」(東京都新宿区)は2017年8月2日から、オリジナルのふんどし「天衣ふんどし」を発売するための支援を「CAMPFIRE」で呼びかけている。

布の部分を下に引っ張るだけで、するりと脱がせる
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肌に優しく、健康に良い「ふんどし」を

   ふんどしはパンツなどと比べ、締め付けが少ないため、血の巡りに良く「健康に良い」とされる。ただ、同ブランドの清家静香代表は「(ふんどしは)ビジュアルから履くことを躊躇されてきた」と感じ、「セクシーに、まるで脱がせたくなるような下着」をコンセプトに、

「より着脱しやすく」「どこから見ても美しいデザインで」「肌に優しい素材で」「健康に良いフンドシの良いところはそのままに」したふんどしを作り上げた。

   セクシーな雰囲気は、レースの多用で演出した。綿やリネン、シルクといった天然素材の布にこだわっており、着用時の蒸れなどで不快感を覚えることもない。

   (これは男性にも朗報かもしれないが)腰ひもで押さえているだけで、布の部分を下に引っ張れば脱げる仕組みだという。

   募集期限は、2017年9月14日23時59分まで。目標金額は、100万円。

胸の腫瘍を摘出したのがきっかけで...

   同ブランドが設立されたのは、2017年6月24日だった。清家代表は7月29日付の「天衣」ブログ記事で、「胸の腫瘍を摘出したこと」が立ち上げのきっかけだった、と説明している。

   4センチの腫瘍の摘出後、残ったのは3センチの傷だった。悪性の腫瘍ではなかったものの、傷の存在は「思っていた以上にショックでした」という。

   「下着を着るたびに痛い...苦しい...なんでこんなに締め付けるんだろう?なんで身体に優しくしてくれないのだろう?胸を、お尻を、綺麗に見せたい気持ちは分かるけれど、もっと体に優しく...でもセクシーに見える下着はできないだろうか?」

   洋服と比べ、和服は「楽に着られる」ように作られている。彼女はそう考え、和服を活用した下着ブランドを設立しようと思い立ったという。

   詳細は、「天衣」のブログから。

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