神戸・三木谷会長、ポドルスキ鮮烈デビューにご満悦「ルーカス2得点!凄い!」
サッカーJ1・ヴィッセル神戸に加入した元ドイツ代表のFWルーカス・ポドルスキ(32)が、鮮烈なJ1デビューを飾った。ホームの大宮戦で挙げた2ゴールは、チームを勝利に導いた。
ヴィッセル神戸の三木谷浩史オーナー(52)も、VIP席で試合を観戦。試合後のツイッターで「ルーカス2得点!凄い!」と大活躍のポドルスキをたたえた。
「三木谷会長から熱烈なオファーをいただいたから」神戸に入団
ポドルスキは2017年7月29日、ホームの大宮アルディージャ戦(ノエビアスタジアム神戸)に4‐4‐2の左トップで先発出場した。後半4分、その瞬間は訪れる。相手ゴールに背を向けたポドルスキが、MF松下のパスを受けると振り向きざまに左足を振りぬいた。ペナルティエリア外から放たれたボールは、ゴール右隅に突き刺さった。
さらに1‐1の同点とされた後半17分、ポドルスキはMF大森の右クロスに合わせてジャンプ。相手DF2人のマークをものともせず、高い打点からヘディングシュートを決めた。チームはさらに1点を追加し、3‐1で試合を制した。ポドルスキは「最初の試合で1点が入って良かった。言葉にできないくらいうれしい」と喜んでいたという(日刊スポーツ30日付記事から)。
報道によると、ネルシーニョ監督は「チャンスがあれば決定力がある点取り屋であるということを見せた」と褒めていたそうだが、大喜びだったという意味ではこの人も同じだろう。ポドルスキの獲得交渉にゴーサインを出した、三木谷浩史オーナーだ。
「ルーカス2得点!凄い!」
三木谷オーナーは試合後、ツイッターにそう投稿し、ポドルスキと抱擁を交わした際の写真を掲載した。
ポドルスキとは17年4月、移籍金260万ユーロ(約3億1000万円)、給与総額1900万ユーロ(約23億円)で2年半契約を結んだ。7月6日の入団記者会見で、ポドルスキは神戸と契約した理由を「昨年11月に三木谷会長から熱烈なオファーをいただいたことが大きな理由のひとつ」と説明していたが、三木谷オーナーは実際、ツイッターで「神戸牛を満喫、本当にスーパーナイスガイでした!」「ユニホームは相当気に入っていました!着心地も最高だって!」(7月6日付の投稿)などと、ポドルスキとの親交を明かしている。