ここぞ!というときにはずさない 通たちの名店&絶品グルメ
インターネット上で大人気のグルメレビュワーが掲載した店から「接待を受けていた」という報道をきっかけに、彼のレビューが全削除されるという事件が起きた。今の時代、これから行く店、行きたい店を事前に調べるのは普通のこと。そこで今回は食べに行きたい憧れの店やいざという時に頼りたいおもたせなど、日々の生活をちょっと幸せにしてくれる「食」にまつわる3冊を紹介する。
J-CASTニュースの書籍サイト「BOOKウォッチ(https://books.j-cast.com/)」でも特集記事を公開中。
知らない土地でも食事で失敗したくないグルメに贈る
『日本全国ぜったいに外さないおいしい231店』(著者:たにひろえ 世界文化社)
雑誌「MISS」で2009年から2012年まで連載された「この県はコレがおいしい!!」を書籍化。『日本全国 ぜったいに外さない おいしい231店』(著者:たにひろえ 世界文化社 2000円)では、業界きっての美食通であるプロゴルファーのたに氏が、すべて自分で足を運びセレクトしたおいしい店231店を徹底紹介。たに氏は食べ歩きが趣味で、 試合で地方に行くたびに美食を探し、47都道府県ごとに お手製のグルメスクラップブックを作成。いつしか食べ歩いたお店が1万軒以上になったという。旅行や出張で知らない土地に出かけてもこの1冊があれば大丈夫!
お土産探しはまるで宝さがしをするような気分
『全国かわいいおみやげ』(著者:甲斐みのり サンマーク出版)
旅・散歩・お土産をテーマに執筆するエッセイスト甲斐氏の『全国かわいいおみやげ』(著者:甲斐みのり サンマーク出版 972円)では、「愛らしい見た目」「手頃な価格」「その土地らしさがある」「足を運びやすいところで買えるものが多い」「定番すぎず新しさも感じられるようなもの」など、お土産としてうれしいポイントを押さえた、全国47都道府県のかわいいお土産194点を紹介。旅行や出張に持ち運びやすい文庫判だから、旅先で読みながらお土産探しをするにも便利。
「おみやげのルーツは伊勢神宮」「おみやげは一期一会」「地元のスーパーマーケットに行こう」など甲斐氏がお土産探しを指南してくれるコラムも楽しい。
ちょっと知っているだけでセンスの違いが出る手土産
『「こちら秘書室」公認 接待の手土産 2017-2018』(編集:ぐるなび「こちら秘書室」編集室 日本経済新聞出版社)
接待・ビジネス使いに適した、センスのよい手みやげ約300品を実際の秘書が選んで品評し、ウェブ上で「今年の手みやげ」として毎年発表している情報グルメサイト、ぐるなび。『「こちら秘書室」公認 接待の手土産 2017-2018』(編集:ぐるなび「こちら秘書室」編集室 日本経済新聞出版社 1000円)は、その2017年度の入選品をまとめた一冊。
商品写真、価格、日持ち、店舗情報をはじめ、渡す際のインパクトを左右する包装方法、紙袋のデザインなどを丁寧に紹介。
ビジネスの重要な円滑油となるもの、特選商品では、男性向け・女性向け・高齢者向け・外国人向けといった渡す相手別のアイコンや、小分け包装・日持ちよし・わざわざ感あり・食通向きといった、秘書の意見を取り入れた商品の特性がわかるアイコンを加えるなど、実用的な情報も盛り込んでいる。
秘書業務の人だけでなく、総務、営業など幅広い業種の人に役立ちそう。