吉田沙保里、酪農男子から「ア~ン」で照れまくり 「甘~い!」
女子レスリングの吉田沙保里さん(34)が2017年5月27日、東京都内で開催された酪農体験イベント「六本木牧場」にゲスト出演した。
乳しぼりにも初めてチャレンジ
今年で4回目となる六本木牧場は、6月1日の「牛乳の日」および毎年6月の「牛乳月間」のPRイベントにちなみ、酪農家と消費者が触れ合う場として、一般社団法人中央酪農会議が主催した。1日限りで出現した牧場空間では、子どもたちがふかふか牧草ベッドや手作りバター教室、乳搾りゲーム体験を楽しんだ。ワゴン販売のご当地アイスクリームやご当地牛乳は、一部の商品が数時間で売り切れるほどの盛況ぶりだった。
吉田さんはこの日のため、スタイリストに特注で作ってもらった牛柄衣装で登場。彼女は小さいときから毎日牛乳を飲んでいたそう。「私の怪我が少ないのは牛乳をとり続けた結果かなと思います。小学校の給食で牛乳が出て、残りが出たら『ちょうだい』って飲んでいました」と思い出を語った。
そこに千葉県館山市の酪農家である須藤健太さん(24)が登壇して、牛乳の流通の仕組みについて説明した。
「絞りたては牛乳ではなく、生乳(せいにゅう)と言います。指定生乳生産者団体が工場まで牛乳を運んだり、管理したり、検査してくれる。酪農家と組織のチームワークにより、安全でおいしい牛乳を消費者に届けています」
その話を聞いた吉田さんは「私たち(レスリング)は個人競技ですが、練習する仲間が頑張っていると思えば、『私だけが苦しいんじゃない』とキツいことも乗り越えられる」とチームワークの重要性に同感した。
続いて、吉田さん監修のドリンク「最強カワイイミルク」が運ばれた。材料は、牛乳250cc、紅茶(濃縮タイプ)50cc、ボイルタピオカ50g、生クリーム、チョコスプレー、食用バラを使っている。
司会者からあおられた吉田さんは、須藤さんからスプーンで「ア~ン」してもらうことに。「私が作ったのに、私が食べるの!?」「えっ、もう準備しとるのか~い」と照れつつも、クリームを口に含むや、「うーん、おいしい! 甘~い」と自分がプロデュースした味に満足気な表情を浮かべた。このドリンクは一部無料で配られ、受け取った来場客と吉田さんは握手を交わした。
吉田さんは模型の牛を使った搾乳体験にも初チャレンジ。「すごく面白かった。毎日やったら握力がつくのかなと思ったけど、案外柔らかくて。コツを掴めば長くできるのかな」と感想を述べて、いつか酪農一日体験もやってみたいと興味を示した。