カプリコなのに炭酸っぽい!? 期間限定品「青空ソーダ味」を食べてみた
江崎グリコは、チョコレート菓子「カプリコ」から、「ジャイアントカプリコ<青空ソーダ味>」を2017年4月4日に期間限定で発売した。
「ジャイアントカプリコ<青空ソーダ味>」
本物の炭酸飲料よりもソーダっぽい匂い
5月5日の子どもの日(端午の節句)まで1か月。晴れた空がすがすがしいこの時期らしく、青い鯉のぼりをモチーフにしたパッケージデザインだ。よく見ると「屋根より高い青空ソーダ味」と書いてある。食べると高揚感があるということか!?
それにしてもよく出来た絵柄だ。「ビリビリ開封するのが少々もったいない」と思いながら開け口を引っ張ると――薄いブルーのエアインチョコスナックが出てくる。原材料名を読む限りクチナシで着色しているようだ。なおブルーの部分は意外ともろいので、持ち運ぶときは余計な力をかけないよう注意したい。
アタマはいかにもポコポコしていて、「炭酸の泡出てます!」の雰囲気がよく出ている。むしろ月面というべきか。匂いは本物のソーダ飲料よりも強烈。胃袋に収まるまでずーっと滞留していた。
記者にとって久しぶりのカプリコ。ワクワクしながらアタマからがぶりつく。ふわふわした食感はイメージ通り。肝心の味は、小さいころに味わったラムネ系駄菓子みたい。炭酸特有のシュワシュワ感はさすがにないものの、舌がかすかにピリピリして、鼻がちょっとだけツーンとする。この辺は良く出来ている。
コーンの近くまで食べ進むと、茶色いチョコの割合が徐々に高まり、甘~い味が口の中に広がる。食べはじめのクールなテイストと対照的で、なんとも不思議な感じ。これこそカプリコの醍醐味というべきか。
価格はオープンとアナウンスされているが、イオン系列のスーパーでは94円(税別)で売られていた。チョコたっぷりではないけれど、食感の微妙な変化を楽しめることを考えれば、お値段以上の価値があるかも。