村田兆治、大谷「2刀流」にダメ出し 
「ワインドアップなしで200勝した人はいない!」

   【スポメディア・ウォッチ】

   「マサカリ投法」の元200勝投手・村田兆治が2017年2月27日、テレビ朝日系の「中居正広のスポーツ!号外スクープ狙います!」に出演し、日本ハムの大谷翔平の投球フォームに注文を付けた。

大谷翔平の「2刀流」に「マサカリ投法」がダメ出し
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肩やひじに負担がかかってしまう

   プロ野球OBの石井一久と岡田彰布、田尾安志、野村克也、古田敦也、村田兆治、山田久志、山本昌が番組に出演し、現役プロ野球選手の「スゴイと思う選手」上位10人をランク付けした。

   大谷は投手部門でヤンキースの田中将大に次いで2位、野手部門3位に選ばれ、総合部門ではトップに輝いた。入団当初から自己流の「2刀流」を貫いており、昨季は投打とも両立させたが、OBたちからは異論も出ている。番組内で賛否を聞いた結果、「続けるべき」5人(石井、田尾、古田、山田、山本)に対し、「やめるべき」3人(岡田、野村、村田)となった。

   村田に感想を聞くと、大谷の投球フォームに駄目出しした。大谷はワインドアップ(振りかぶって投げる投法)を取り入れていない、つまりセットポジションで投げているため、ひざを使い、体を開くことができず、肩やひじに負担がかかってしまうのだという。

   村田は「それ(セットポジション)で200勝した人はいないんだ」と声を張り上げ、「そんなに甘くない」「打者にしぼれば、ホームラン40本以上打てる」と主張した。

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