フランスからSIMフリースマホ「Tommy」上陸 1万円台でも「VoLTE」対応
2017-02-20 07:00:00
フランスのモバイル端末ベンチャー、Wico(ウイコウ)はこのほど、日本法人ウイコウ・ジャパン(東京都港区)を設立し日本市場に参入、同社は2017年2月25日に、Wico SIMフリースマートフォン「Tommy」を発売する。
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20年オリンピックに向けたネットワーク環境整備にらみ参入
5型HD(1280×720ドット)IPS液晶ディスプレイを搭載。スリムデザインを採用し、背面カバーは柔らかなソフトタッチと上品な皮仕様の2種類を用意する。国内の主要バンドが利用できるSIMフリー仕様で、microSIMスロット×2を搭載。クリアな高音質通話が可能な「VoLTE」に対応する。
Android 6.0をプレインストール。簡単操作のユーザーインターフェイス「Wiko UI」を搭載している。
主な仕様は、メモリーは2GB、内蔵ストレージは16GB。microSD(最大64GB)対応。800万画素メイン、500万画素サブカメラを搭載。IEEE802.11 b/g/n準拠の無線LAN、Bluetooth 4.1をサポート。バッテリーは取り外し可能で、容量は2500mAh。
microUSBケーブル、ACアダプター、イヤホンが付属。
カラーはトゥルー・ブラック、フラッシー・レッド、ブリーン(青緑)の3色。市場想定価格は1万4800円(税別)。
Wikoは11年にマルセイユで設立。世界33か国で事業を展開しており日本は34か国目。フランスでシェア第2位。日本市場は、20年の東京オリンピックに向けてネットワーク環境の整備が進み、SIMフリー端末のマーケットが拡大することが期待されており、さらに、技術力の高い日本の通信インフラでの事業展開を通じて獲得したノウハウはグローバル展開にも活用できことなどから参入を決めたという。