初のケータイも登場 UQモバイル、17年春のラインナップに3機種追加
UQコミュニケーションズとUQモバイル沖縄は2017年1月25日、格安スマホ・SIMの「UQ mobile」(UQモバイル)に対応する、17年春のラインナップ3機種を発表した。UQモバイル初のケータイ「DIGNO Phone」と、スマートフォン「DIGNO W」「BLADE V770」が加わる。2月下旬からUQモバイルオンラインショップなどで順次取り扱う。
音楽再生に定評のあるZTEがUQデビュー
「DIGNO Phone」は、折りたたみ式ケータイに慣れ親しんだ人のニーズに応える、京セラ製の端末。防水・防塵・耐衝撃に加え、相手の声がクリアに聞こえる「スマートソニックレシーバー」、クリアな音声で通話できる「au VoLTE」にそれぞれ対応する。本機種はauのケータイ「GRATINA 4G」(京セラ製)と同等のスペックで、外観も色以外の違いはほとんど見られない。カラーバリエーションはグレイとホワイトの2色展開。
「DIGNO W」は同じ京セラが手がけたスマホだ。耐衝撃を備えた耐久設計で、ディスプレイの傷がつきにくい。しかも泡ハンドソープ、泡ボディソープで洗える点をセールスポイントにしている。こちらもauの17年春モデル「rafre KYV40」をベースにした製品で、端末そのものに差は見られない。メインカメラの有効画素数が約1300万で、インカメラが約500万。スペックだけ見ると若干物足りなさを感じるが、京セラ独自の画像処理エンジン「AINOS Engine」を搭載し、従来機種よりもピント合わせが速くなっている。カラーバリエーションはブルー、ホワイト、ピンクの3色展開。
中国・深?のスマホメーカーZTEの「BLADE V770」は、UQモバイル初のZTE製。スマートフォンの再生システムに合わせてサウンドが最適化される「ドルビーオーディオ」に対応し、高品質なサラウンドサウンド体験を提供する。ZTEのスマホはオーディオ機能に力を入れていることで知られており、音楽好きなら候補に入れるべき一台。防水・防塵非対応は惜しいところだが、5.2インチフルHDディスプレイを採用しているのは◎。カラーバリエーションはゴールドとグレーの2色展開。