銀座線開通当時の車両を導入...前灯1灯、リコ式吊手、手すりや握り棒を真鍮色に
2017-01-12 07:00:00
東京メトロは、銀座線1000系の2編成について2017年1月中旬から、内外装を銀座線開通当時の旧1000形をモチーフにした特別仕様車両で運行する。
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「ポイント通過時などの室内灯消灯」機能も
銀座線1000系は12年1月から01系に代わる新型車両として運行を開始。17年度中に全ての車両(全40編成)を1000系に更新するが、最後の2編成について、地下鉄開通90周年イベントなどでの活用を目的に車両デザインを銀座線開通当時の旧1000形のイメージのデザインに近づけた。
外装では、前灯を1灯式にし、窓周りはウィンド・シル/ヘッダー(車体窓の上下にある金属製の補強板)を模したデザインに。また、車両前面をはじめとした塗装などをリニューアルした。
内装は室内全体を開通当時の旧1000形車両を彷彿とさせる色合いで再現。手すりや握り棒を真鍮色、吊手をかつての「リコ式」風に仕上げた。
機能面では、イベント用として、開業時から活躍した旧1000形や1993年まで運行していた旧2000形車両をイメージさせる「ポイント通過時などの室内灯消灯、同時に側面予備灯の点灯」を再現する機能や、室内灯を電球色に切り替える調色機能などを備えている。