蒸しパンはトーストするとウマくなる 外カリッ、中トロ~の極上新食感

   チーズ味に卵風味、フルーツ入りなど、様々な味が楽しめる「蒸しパン」。ふわふわ、もちもちの食感で、そのまま食べてももちろん美味だが、ネット上ではちょっとしたアレンジが話題になっている。

   「オーブンで焼くと新食感の極上スイーツになる」というもので、その簡単さに惹かれ、試してみることにした。

左から「しっとりたまご蒸しパン」、「北海道チーズ蒸しケーキ」
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「普通に食べるより美味しい」の声も

   話題になったきっかけはツイッターだ。セブンプレミアムの「しっとりたまご蒸しパン」(税込90円)に十字の切れ目を入れる、またはちぎってオーブンで焼くと、外はサクッと、中はふわふわの食感が楽しめる激ウマスイーツに変身する、というもので、試してみた人からは

「外がサクサク中がふんわりでうまい。牛乳が止まらない」
「想像以上に美味しかった。カリッと部分が思ってた以上にカリッとしてた」
「普通に蒸しパン食べるより美味しい」

などなど、絶賛の嵐だ。

   ちょっとした手間でそんなに美味しいものができるとは、試さずにはいられない。「しっとりたまご蒸しパン」と、さらに他の蒸しパンでも美味しいのでは?ということで、北海道の模様でおなじみの「北海道チーズ蒸しケーキ」(山崎製パン)でもやってみることにした。

   まずは焼かずにそのまま食べてみる。たまご蒸しパンはやさしい卵の風味と甘さに、もちっ、ふわふわ、という食感。一方のチーズ蒸しケーキは濃厚なチーズの風味に、しっとりとやわらかい食感が特長だ。そのままで十分に完成された美味しさの両者、焼くことでどんな変化が生まれるのか、期待が高まる。

焼くことで香りも増す

   たまご蒸しパンは十字に切れ目を、チーズ蒸しケーキは手で適当な大きさにちぎり、クッキングシートにのせて様子を見ながら焼く。筆者宅のオーブンレンジではトースト機能で予熱5分、焼き時間5分で綺麗な焼き色がついた。

   たまご蒸しパンから食べてみると、焼いた表面はネットの評判通りカリッと、中はふんわり、というよりはちょっととろりとした食感に変化した印象だ。「生カステラ」「半熟カステラ」を思い出すような感触で、温まったことで卵の香りも増したように感じられる。

   続いてチーズ蒸しケーキは、中のしっとり食感はそのままに、表面はサクサクになっておやつのような軽さに。そのまま食べるより甘さもちょっと抑えられた。焼かないと1個でお腹いっぱいになるほどの濃厚さだが、こちらはパクパクと食べてしまいそうで危険だ。

   たまご蒸しパン、チーズ蒸しケーキとも、焼いたらまた違った美味しさが楽しめるとわかった。今回は2種類で試したが、黒糖蒸しパンや中華風の「マーラーカオ」など他の蒸しパンでも美味しくできそうだ。オーブンを開けた瞬間の甘~い香りも絶品なので、是非お家で試してみて。

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