【これが宮崎シンボル】温水洋一が全身像に ラブホ(みたいと指摘された)空港のベンチに設置
宮崎県は2016年12月15日、平成28年度「日本のひなた宮崎県」プロモーションの一環として、宮崎ブーゲンビリア空港に「ひなたぬくぬくベンチ」を期間限定で設置したことを明らかにした。
県産ヒノキで製作されたベンチにいつも座っているのが、地元出身の俳優「ぬっくん」こと温水洋一さんの全身像(通称:温水像)だ。NHK大河ドラマ「真田丸」主演の堺雅人さん、エビちゃんことモデルの蛯原友里さん、タレントの紗栄子さんと、見栄えのする宮崎人はいっぱいいる。そんな美男美女候補を押しのけて県が選んだのは「ぬっくん」だった。
本人の頭で顔面を型取り
発表によれば、温水さんの表情やしぐさ、全身から醸し出すやさしい雰囲気、温水さんの存在そのものが「ひなた」(=日向、宮崎県のかつての名前)だと考え、本人全面協力のもと温水洋一さんの全身像が誕生したという。
YouTubeにて公開された動画「日本のひなた宮崎県 PR動画『ひなたぬくぬくベンチ』」には、温水像製作の様子をまとめたドキュメンタリーが収められている。温水さんの体を撮影して、得られた画像データをもとに3Dプリンターを使えば、だいたい同じようなものが出来そうな気もするが――。温水像はご本人から顔面の型を直接取っている。
宮崎の郷土料理や観光名所について、温水さんがカメラに向かって熱く話す場面も。映像美もあいまって思わず見入ってしまう。
「やっぱり食べ物がおいしいですし――、僕の一押しは地鶏ですかね。はい。今じゃ東京でも簡単に宮崎の焼酎は手に入ったりするんですけれど、田舎に帰って、宮崎のおいしいものを食べながら飲む焼酎は格別ですよ」
「食べ物以外では......やっぱり海ですよね。もう皆さん、テレビで見てイメージされるかもしれませんけど、あの青い海は本当に素敵で。日本の神話のルーツになった神社もありますし。う~ん、神社も行かれるといいですよ」
ラストシーンは、温水像が座る「ひなたぬくぬくベンチ」で子どもたちが遊びたわむれる、あたたかくてハートフルな映像で幕を閉じる。
設置場所は「愛称と看板がちょっと......ラブホみたい」と昨年8月ごろ話題になった宮崎ブーゲンビリア空港の1F。河野俊嗣宮崎県知事のツイートによれば、温水さん本人を招いてお披露目式も行われた。
「ひなたぬくぬくベンチ」のお披露目。温水洋一さんにも参加いただき、宮崎ブーゲンビリア空港にて。... https://t.co/R2EUDapJXJ
— 河野俊嗣 (宮崎県知事) (@shunji_kouno) 2016年12月15日
空港に温水さんいたー
— ?(?´?`)?? (@blooming67) 2016年12月15日
ぬくぬくベンチができたらしい(*´-`)#宮崎 #宮崎ブーゲンビリア空港 #温水 pic.twitter.com/IzfPq9qlom