続編で「成長」みせた武田玲奈、増田有華ら 「TOKYO CITY GIRL-2016-」公開
若手女優たちと新鋭監督らがタッグを組んで2015年公開され好評だった短編オムニバス映画「TOKYO CITY GIRL」の第2弾「TOKYO CITY GIRL-2016-」が12月3日から公開されている。少女たちと「東京」のかかわりをリアルに描き、前作同様高い評価が得られそうだ。
「田舎の女の子がバイトを通してシティーガールに」
それぞれの短編で主演したモデルの女優の武田玲奈さん(19)や、元AKBの増田有華さん(25)らは公開が始まった12月3日、東京・台場の映画館で初日舞台あいさつを行った。
4編はいずれも、東京に生きる少女たちが抱える悩みや想いをそれぞれのテーマで描かれ、それぞれ「あなたの記憶(こえ)を、私はまだ知らない。」「ひらり、いま。」「LOCAL→TOKYO」「幸せのつじつま」のタイトルが付いている。
舞台挨拶では、出演者や4編それぞれの監督ら20人が登壇。アルバイトをテーマにした作品「LOCAL→TOKYO」が紹介されると、撮影が行われた千葉の小さなコンビニが話題に。コンビニ店長を務めた、お笑いコンビ「キャイ~ン」の天野ひろゆきさん(46)は、役がはまりすぎたといい、「一般のお客さんが来てしまって、気がつくと普通に接客していました」とコメントして場内を笑わせた。
同作品に出演した武田さんは、「(住んでいる)地元にも似たコンビニがあって親近感がわきました」などと述べたうえ「バイトを通した主人公の成長を楽しんで見てもらいたいです」と訴えた。
「LOCAL→TOKYO」の志真健太郎監督は「田舎の女の子がバイトを通してシティーガールになるまでの変化を楽しんで欲しい」と述べた。
増田さんの作品は「ひらり、いま。」。「夢を追いかけたい人に見て欲しいです」と増田さん。「あなたの記憶(こえ)を、私はまだ知らない。」は女優、高見こころさん(32)が、「幸せのつじつま」は新人の飯田祐真さん(20)が主演。
舞台あいさつでは、トークセッション後に「LOCAL→TOKYO」の主題歌と挿入歌を手がけた「ねごと」さん、「幸せのつじつま」主題歌と挿入歌を手がけたfumikaさんによる特別ライブも行われた。