国産初の自動巻「オートマチック」をリデザイン 「セイコー プレザージュ」から
セイコーウオッチ(東京都中央区)は、機械式ウオッチブランド「セイコー プレザージュ」から創業35周年を記念した数量限定モデルを2016年11月11日に発売した。国産初の自動巻腕時計である初代「オートマチック」をリデザイン。外周部に向かって傾斜するカーブダイヤルを現代の手法で表現したという。
セイコーウオッチ(東京都中央区)は、機械式ウオッチブランド「セイコー プレザージュ」から創業35周年を記念した数量限定モデルを2016年11月11日に発売した。国産初の自動巻腕時計である初代「オートマチック」をリデザイン。外周部に向かって傾斜するカーブダイヤルを現代の手法で表現したという。
初代誕生の1956年にちなみ限定1956本
「セイコー プレザージュ」は、日常生活での高い実用性を誇る「トライマチック」(耐震構造の「ダイヤショック」、巻上効率とメンテナンス効率をアップさせる「マジックレバー」、ぜんまいの性能向上を実現した合金素材「Spron(スプロン)」の3つの技術)を標準装備した国産の機械式ウオッチブランド。
リデザイン版「オートマチック」は、インデックスにもダイヤルのカーブに沿って曲げ加工を施し、職人がひとつひとつ手作業でセッティングした。さらに、針の先端を手で曲げて形を作る職人技「曲げ針」を採用。当時と同様ハンドメイドの温もりを感じるデザインに仕上げた。
その他、このクラシカルなディテールを一層際立たせる、内面無反射コーティングをほどこしたデュアルカーブサファイアガラスを採用することで、高い視認性も確保。また、初代モデルが誕生した当時使用されていた書体、通称「蛇S(ヘビエス)」をりゅうずにレリーフ状にあしらった。
裏ぶたにはLimited Editionの文字とシリアルナンバーが刻印され、桐製の専用ボックスに収められている。
販売数量は初代「オートマッチック」が誕生した1956年にちなんで、限定1956本。価格は12万円(税別)。