華屋与兵衛の冬フェアは「牡蠣のごちそう」 11月10日から全店で実施
関東を中心に展開する和食専門レストランチェーン「華屋与兵衛」は2016年11月10日から、広島県産の牡蠣(カキ)を使ったフライや鍋、そして栗を使ったスイーツメニューを取りそろえた「冬フェア」を全店で開始する。17年1月下旬まで。
10月27日、尾久店(東京都北区)で試食会が行われ、招待された大勢の女性ブロガーに混じり、トレンド編集部も参加した。
カキを手ごろな価格で味わえるフェア
記者の食べた「牡蠣フライ膳」は1706円(税込、以下同)。牡蠣フライ5個とキャベツの千切りが載った皿を中心に、小鉢、汁物、ご飯、お新香がセットになっている。
サクサクした衣を一口かむと、プリプリの牡蠣からエキスが飛び出し、口の中全体に磯の味が広がる。甘みと苦みが同居する複雑な味で、食べ終わった後も余韻がしばらく残る。
キャベツの千切りはふわふわとしていて、見た目のボリュームは平均的な外食チェーンを大きく上回る。すべて店内でカットしているそうで、新鮮さは申し分なし。「とんかつ専門店には負けません」と広報担当者は胸を張る。
白いご飯は宮城県産の「萌えみのり」と岩手県産の「ひとめぼれ」を採用(銘柄は店によって異なる)。記者が食べたご飯はソフトな味と食感で、揚げ物との相性が抜群だった。
二十四節気の小鉢も広報担当者がこだわりポイントに挙げる一品。今回は「揚げ山芋の梅風味」だがさっぱりとした味で、牡蠣フライと交互に食べるとちょうどよい。「冬フェア目当ての客にいろんな味を楽しんでもらいたい」という思いから、メニューは2週間ごとに切り替えるという。
尾久店に設置されているドリンクバーは、日本茶5種、ソフトドリンクを合わせると計32種類。茶葉は15種類がそろう。有機宇治煎茶、三年番茶、雁が音ほうじ茶、黒豆茶、抹茶入り玄米茶、ジンジャーレモンティー、ホワイトビーチティー、メープルティー、シャンパンロゼティー、ローズヒップティー、ダージリンティー、ルイボスティー、ルクリリティー、ジャスミンティー、アールグレイティー。しかも日本茶用に70度、紅茶用に90度のお湯を選んで出せるようになっている(ドリンクバーは一部取り扱っていない店舗あり)。
華屋与兵衛では「牡蠣フライ膳」のほか、「牡蠣鍋」(1274円)や「牡蠣釜飯膳」(1490円)も注文できる。また系列店の「和食よへい」では「カキフライ(5個)とごはんセット」を1393円で提供する。詳細は公式サイトまで。