秋の味覚の定番サツマイモをソフトクリームでいかが? ミニストップ新製品「プレミアム安納芋ソフト」を試食した
コンビニのミニストップは2016年10月26日、東京都内で新商品「プレミアム安納芋ソフト」の発表会ならびに試食会を開催した。
ベースは石焼き芋なのに洋菓子のような繊細さ
本商品は、ミニストップが2013年から販売している「プレミアムソフト」シリーズの第4弾にあたる。
ソフトクリーム、ソース、キャラメリゼすべてに、石焼き芋の材料として名高い安納芋を使用した。収穫後2か月以上蔵の中で熟成させることで甘みを増した芋を、約15mの窯で2時間以上じっくり焼き上げることで、アイスでありながら石焼き芋風のテイストを出すことに成功した。
ビジュアルにもこだわりが感じられる。石焼き芋を2つに割ったイメージをうまく再現されている。赤紫色のワッフルコーンで皮の部分を、ソフトクリームやソースで焼き芋の蜜感を表現。
記者は「プレミアム安納芋ソフト」を1個試食した。ソフトクリームといえば食べている途中で溶けてしまう印象が強い。秋の気温もあるのだろうが、本商品はクリームの溶けるスピードがいい意味で遅く、それでいて滑らかで、舌触りが良い。乳脂肪分とデンプンの粘り気がほどよいバランスでミックスされているからかもしれない。
しっかり芋の味がしてコクがあり、変に口に残る感じはない。ワッフルコーンには沖縄県産の塩が使用されており、味のバランスを整え、かつ引き締めている。
ねっとりとした甘みのソースとカリッとしたキャラメリゼが、西洋菓子のモンブランみたいな洒落た雰囲気を出している。大人がイートインで堂々食べられる仕上がりだ。試食会では提供されなかったが、ワッフルコーンのほかカップの用意もある。
ミニストップは14年に「安納芋ソフト」を220円(税込、以下同)で発売していた。今回の新商品はゼロベースで作り直したもので、そのときの商品とは全くの別物だそう。
プレミアム安納芋ソフト/プレミアム安納芋ミックスソフトは10月28日から順次全国のミニストップで販売される。価格は320円(税込)。