ディズニー・ハロウィーン、ゲストとの一体感めざしテーマは「フェス」
東京ディズニーリゾートで2016年9月9日から、秋恒例のスペシャルイベント「ディズニー・ハロウィーン」が始まった。ハロウィーン当日の10月31日まで、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー両パークでにぎやかに繰り広げられる。
16年のハロウィーンではTDLで新しいタイプのパレードが行われている。15年にTDSで、初めて悪役キャラクターをフィーチャーしたプログラムを組んだのに続くチャレンジだ。
大量のバブル放出、弾けるとスモークがモワっ
1日2回、東京ディズニーランドのパレードルートで演じられるのは「ハロウィーン・ポップンライブ」。ミュージックフェスティバルをテーマにした初登場のパレードで、ディズニーの仲間たちが乗ったフロート6台が連なり、その合間におばけやスケルトンら「ハロウィーンのスター」たちが、妖しい彩を添える。
パレードに先駆けて、フェスティバルの主催者であるグーフィーとおばけたちによるプレショー。ゲストがフェスとの一体感を共有できるようダンスのハンドパフォーマンスをレクチャーする。
続いて「クラブキング」に扮したミッキーマウス、スケルトンたちとジャズステージを共演するチップとデール、ポップスステージの三匹の子ぶた、カボチャでできた楽器を演奏するドナルドダックら...。
パレードは途中9か所で停止して、各フロートではロックやラテンなどそれぞれ異なる音楽パフォーマンスが演じられるのだが、それに合わせて大量のバブルが放出される。何かに触れて弾けるとモワっとスモークが宙に舞い「ハロウィーンフェス」の雰囲気をさらに盛り上げる。
「ホーンテッドマンション」の内容を変更
「東京ディズニーシー15周年『ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ』」を開催中の東京ディズニーシーでは、メディテレニアンハーバーで「ザ・ヴィランズ・ワールド~ウィッシュ・アンド・ディザイア~」を1日2回開催。15年に続き、悪役キャラクターに注目した「ザ・ヴィランズ・ワールド」だが、今回は15周年のお祝いの演出を採り入れ、そのなかで「眠れる森の美女」の魔女・マレフィセントが魔力をふるいゲストらを魅了する。
ハロウィーン(ハロウィンとも)は、中央アジアからヨーロッパに渡来して同地域に分布した古代ケルト人の秋の収穫を祝う祭りが起源とされ、毎年10月31日に行われる。
東京ディズニーランドでは、ハロウィーン~クリスマスなどの季節行事が続く秋~冬に合わせて、アトラクションの「ホーンテッドマンション」の内容を変更。ハロウィーンとクリスマスを描いた映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」をモチーフにしたスペシャルプログラム「ホーンテッドマンション『ホリデーナイトメアー』」を17年1月4日まで実施している。