"月の満ち欠け"を立体化 業界初「月の裏側」まで再現
2016-07-19 03:00:00
超リアル志向のカプセルトイ「サイエンステクニカラーシリーズ」から「月齢 蓄光マグネット&ストラップ」が登場した。
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サイエンステクニカラーは自然科学や芸術をモチーフにした商品を展開するトイメーカー・いきもん(東京都あきる野市)が展開している。これまで人体模型のストラップやプレパラート(顕微鏡観察用の資料)のシールなど科学を題材にしたカプセルトイを発売してきた。科学的事実に基づいた本格的なラインナップに定評がある。
「月齢」はシリーズ初の"天文学モノ"。月をフィギュア化したもので、マグネットタイプとストラップタイプの2種類がある。直径3cmほどのサイズながら、特徴的なクレーターから"海"と呼ばれる平原まで緻密に再現されている。
マグネットタイプは満月、三日月、上限の月など満ち欠けを塗装で表現した。黄色に塗装された部分は蓄光素材が使われており、暗闇で本物さながらに光を放つ。満月は白、黄、青の3種類あり、空の状況によって見え方が異なる月の色を揃えた。
塗装で月の満ち欠けを表現(左から満月・青、上弦月、三日月、満月・黄)
ストラップタイプは球体で、地球からは見ることのできない「月の裏側」まで再現。いきもんによると、月の裏側まで立体化したのは"業界初の快挙"とのこと。
月の裏側は、地球から見える面に比べて細かなクレーターが多い