ディズニーは恒例、夏祭りとサマーフェス"W開催"
東京ディズニーランド(TDL)、東京ディズニーシー(TDS)など2つのパークを中心にした東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)は、7月から2016年バージョンの夏モードに入っている。TDLでは「夏祭り」が、TDSでは「サマーフェスティバル」が8月31日まで続けられる。
TDL「彩涼華舞」 TDS「ミニーのトロピカルスプラッシュ」
TDL「夏祭り」のメーンプログラムはシンデレラ城前「キャッスル・フォアコート」での「彩涼華舞(さいりょうかぶ)」。夏の恒例ともいえる大量の"放水"のなかでディズニーの仲間たちと踊って盛り上がるショータイムだ。
これまでは"演舞"で競い合っていたキャラクターたちだが、16年バージョンでは一つのチームになって、チップ&デールとクラリスが「彩」、グーフィーとマックスが「涼」、ミニーマウスとデイジーダックが「華」、ミッキーマウスとドナルドダックにプルートが「雄舞(ゆうぶ)」をテーマにしたグループで登場。
それぞれのフロートは水しぶきをあげながら行進し、しめくくりにキャッスル・フォアコートに全員が集合して水が降り注ぐなかでパフォーマンスを繰り広げる。
TDSでは開園15周年記念のミュージカルもスタート
開園15周年記念として「ザ・イヤー・オブ・ウィッシュ」を開催中のTDSではメディテレーニアンハーバーで「ミニーのトロピカルスプラッシュ」を公演。こちらも放水で涼感を演出するが、内容はホットなカーニバル仕立てだ。
船の上でミニーマウスがフルーツ豊作の祝いを開催する宣言するとラテンのリズムが鳴り響く。今年は新たにホセ・キャリオカとパンチ―トが加わりバージョンアップ。カーニバルクイーンに扮したミニーやデイジーダック、クラリスが華やかなコスチュームでダンスを踊る。
TDR「彩涼華舞」、TDS「ミニーのトロピカルスプラッシュ」はともに1日3回行われる。
TDSではまた7月から、ロストリバーデールのハンガーステージで開園15周年念したミュージカル「アウト・オブ・シャドウランド」が開幕。ジャングルサファリツアーに参加した引っ込み思案な少女が、ツアーからはぐれて体験した"冒険"を通じて成長する様子を描く。このヒロインの揺れる気持ちをプロジェクションマッピングなどを駆使して演出し、舞台で幻想的な世界が創り出される。
劇中の楽曲のうちヒロインの少女が歌う曲など3曲をシンガー・ソングライターのアンジェラ・アキさんが手がけ、14年夏から休止していた活動を再開させた。