アストンマーティンとレッドブルから革新的ハイパーカー 公道バージョンとサーキット専用
2016-07-06 02:30:00
英高級スポーツカーメーカー、アストンマーティンと英国を本拠に自動車レース「F1」に参戦しているレーシングコンストラクター、レッドブル・レーシングは、両社のパートナーシップにより誕生した、コードネーム「AM-RB001」の「革新的なハイパーカー」を2016年7月5日に発表した。
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ミッドシップ&2シーター、前例ないレベルのダウンフォース
「AM-RB001」は、公道走行可能なバージョンとサーキット専用バージョンの2タイプがある。公道における扱い易さや走る悦びを実現しながらも、サーキットでは従来のロードカーとは一線を画したパフォーマンスを発揮するという。
パフォーマンスを支える"心臓部"は、新開発された高回転型の自然吸気V12エンジンで、ミッドシップの2シーター。ボディは軽量なカーボンファイバー構造を備える。そのフォルムは「真に革新的」というエアロダイナミクスを誇り、公道走行可能なクルマとしては前例のないレベルのダウンフォースを発生するという。
詳細な技術仕様は今後明らかにされるという。
製造はアストンマーティンの英ゲイドン工場で。製造台数は、今後製作されるプロトタイプと25台のサーキット専用バージョンを含めて99~150台を予定。顧客への納車は18年から開始。
かつて「スーパーカー」と呼ばれていた高性能スポーツカーだが、最高速度が時速300キロから400キロに伸びるなど性能がさらに向上した10年ほど前から「超」の意味の「スーパー」から「極超」を表す「ハイパー」が用いられるようになり「ハイパーカー」とも呼ばれるようになった。