「パイナップルエール」今年も サンクトガーレン 新種ホップ「ガーゴイル」でトロピカル感をより強調
2016-04-14 12:00:00
神奈川県厚木市のビール醸造会社、サンクトガーレンは2016年4月28日に「パイナップルエール」を発売する。1回の仕込み(小瓶換算6000本分)に約600キログラムのゴールデンパインを使用したフルーツビールで、10年より毎年4~9月の春夏限定で販売している。
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使用しているゴールデンパインはデルモンテの管理農園で栽培され、横浜の工場で手切りされた果実。デルモンテでは果実にストレスを与えない手切りラインが中心で、果汁も香りもロスの無い果実を生産している。
これらの果実をビールが発酵する前の麦汁(ばくじゅう)に投入。果実と麦汁を一緒に発酵させることで、泡までほんのり甘いパイナップル風味を感じることができる。
13年には英国の「ワールド・ビア・アワード」フレーバーエール部門でアジアベストを受賞した。
今年は新たにアメリカの新種ホップ「ガーゴイル」をアロマホップにプラス。ガーゴイルはマンゴーを思わせる香りが特徴のホップで、パイナップル果実の香りとの相乗効果でトロピカルな雰囲気がより一層強調されるようになったという。
内容量330ml、希望小売価格は429円(税抜き)。販売は、サンクトガーレンのオンラインショップ、東急東横店、イオンリカー(一部除く)など。そのほかの販売店はサンクトガーレンのホームページで随時公開する。9月末で販売終了。
日本の酒税法では果物がビール原料に認められていないので"発泡酒"表記。麦芽率は高いため税率はビールと同じ。