「健康をつくるデザイン」とは何か 30日に研究者らがトークイベント、東京・丸の内で

   医療・健康・美容情報サイト「AgingStyle(エイジングスタイル) 」は、GOOD DESIGN Marunouchiとの共催で、トークイベントをシリーズ開催する。

   2016年3月30日19時から開かれる初回のテーマは、「歩行と姿勢のデザイン」。パネリストに、歩行と健康づくりの関係を研究行している青栁幸利氏(東京都健康長寿医療センター研究所)、ロボット開発から歩行の仕組みを研究し、無動力で使える歩行支援機「ACSIVE(アクシブ)」を生んだ佐野明人氏(名古屋工業大学[つくり領域] 機能工学専攻 教授)、プロダクトデザイナーの橋田規子氏を迎え、歩く重要性とデザインが変える未来の健康についてディスカッションする。定員30人。参加費1000円。会場は東京・丸の内のGOOD DESIGN Marunouchi。

   「健康とデザイン」の関係については最近、注目度が高くなっている。15年度のグッドデザイン賞では、「次世代型電動車いす」が、約3000点の応募作の中から最高賞の「大賞」に選ばれた。医療、健康、福祉、介護関係の器具は機能だけでなくデザイン面でも目覚ましい進化を続けている。

   トークイベントは当面、隔月開催の予定。毎回テーマを決め、医療従事者、デザイナー、研究者、メーカーなどがそれぞれの取り組みを紹介、「健康をつくるデザイン」とは何かを探っていく。

無動力で使える歩行支援機「ACSIVE(アクシブ)」
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