ハイレゾ対応のスタジオモニターヘッドン 原音再生能力と耐久性を両立
2016-03-19 01:00:00
JVCケンウッド・ビクターエンタテインメントは、ビクタースタジオがJVCケンウッドの音響技術を用いてプロデュースしたハイレゾ音源対応のモニターヘッドホン「HA-MX100-Z」を2016年3月17日に発売した。自社のハイレゾ音源配信サイト「VICTOR STUDIO HD-Music.」で販売し、ビクタースタジオにも導入して楽曲制作に活用する。
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ビクタースタジオとJVCケンウッドは長年、主にJVCブランドのウッドコーンオーディオシステムの音作りに関して共同チューニングを行ってきた。共同開発したスタジオモニターヘッドホン「HA-MX10-B」(2011年2月発売)は、独自の音響テクノロジーとスタジオエンジニアのチューニングで原音再生能力と耐久性を両立した。
「HA-MX100-Z」は、基本的な性能は前のモデルを継承するが、新たにハイレゾ音源に対応。JVCケンウッドは新開発の音響テクノロジー、「デュアル・クリアバスポート構造」や「モニタードライバーユニット」の進化版を採用し、独自技術の「サウンド・ディフューザー」の中心口径を最適化した。限りなく「原音」に近いハイレゾ音源を再現する解像感と、自然で繊細な音場表現を生み出した。
ビクタースタジオは、日本オーディオ協会などが主催する「日本プロ音楽録音賞」を21年連続で受賞し国内外で高い評価を得ている。近年は圧縮デジタル音源の高音質化技術「K2 テクノロジー」を開発して「VICTOR STUDIO HD-Music.」を運営し、高音質な音源を提供しハイクオリティな再生環境を実現することを目指していた。
希望小売価格は2万2963円(税抜)。