3年に1度「六本木クロッシング」5回目の開催...歴史や身体、性、風景をみる現代のアーティストの目
2016-03-14 01:00:00
日本のアートシーンを総覧する定点観測的な展覧会という「六本木クロッシング2016展:僕の身体(からだ)、あなたの声」が2016年3月26日から、東京・六本木ヒルズにある森美術館で開催される。7月10日まで。
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2004年から3年に1度開催されているシリーズ展。5回目となる今回は、日本、韓国、台湾の4人のキュレーターによって選ばれた、20組のアーティストのバラエティーに富んだ作品が展示される。
歴史や身体、性、風景についての新たなイメージを表現したアーティストにフォーカスし「自己と他者、身体とアイデンティティの関係性」「過去との新たな出会い」「独自の視点で描く、オルタナティブな物語」「人と『モノ』の新たな 関係性を探る」「変容するジェンダーへの意識と未来の可能性」といった切り口で会場は構成されている。
出展アーティストは、義足の美術家、片山真理さん、漫画や音楽など多彩な表現活動をしている小林エリカさん、遺伝子情報から同性カップル間にできうる子どもをテーマにする長谷川愛さんら。
開館時間は10時~-22時(火曜は17時まで。ただし5月3日は22時まで)。会期中無休。
入場料(税込)は、一般1800円、学生(高校・大学生)1200円、子供(4歳~中学生)600円、シニア(65歳以上)1500円。展覧会チケットで展望台「東京シティビュー」も利用できる(屋上 スカイデッキを除く)。