「騎士道精神を体現するビジネスマンを讃える」シーバスアワードにヤマハ中田社長ら3人が選ばれる
2016-01-20 02:30:00
今、注目すべきビジネスリーダーを表彰する「シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・アワード 2016 Presented by GOETHE」の授賞式が2016年1月18日、東京・六本木のグランドハイアット東京で行われた。
同アワードは、スコッチウイスキーの定番「(CHIVAS REGAL(シーバスリーガル)」を展開する「ペルノ・リカール・ジャパン」と雑誌「GOETHE(ゲーテ)」の発行元である幻冬舎が11年から毎年開催している。ビジネスを通して社会に活力を与えつつ、社会貢献活動にも取り組む――"現代の騎士道精神を体現する人物"を対象としている。
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受賞者に共通する特徴「ナショナルを極めた」「センス」
6回目となる今年は、建築家の安藤忠雄さんと幻冬舎の見城徹社長が特別審査員を務めた。
受賞者は次の3人だ。「コーポレートバリュー デベロップメント部門」にヤマハの中田卓也社長とGMOインターネットの熊谷正寿会長、「ビジネス イノベーション部門」に工業デザイナーの奥山清行さん。
中田社長と熊谷会長は、自身が代表を務める企業のブランド価値を高め、その一方で社会的弱者に対する支援活動を行っていることが評価された。奥山さんは世界初のコンセプトトラクターをデザインし、日本の農業全体の価値を高めた功績が認められた。
今回の選出について、見城特別審査員は次のように総評した。
「ナショナルを極めて、インターナショナルに突き抜けて、またナショナルに返す。そういう方を選出できたと思っています。この3 方が日本の経済や社会に貢献した、その力はものすごく大きいと思っています。この3 方の特徴を一言でいえば、『センス』。こうした方々に賞を受けていただくことができ、私どもが大変光栄に思っているのです」