TDLに「アナ雪」再び エルサの魔法が導く「フローズンファンタジー」
東京ディズニーランド(TDL)の冬のスペシャルイベント「アナとエルサのフローズンファンタジー」が帰ってきた。ディズニー映画「アナと雪の女王」(2014年公開)のヒットをうけて15年1~3月に初めて行われたものだが、16年にもニューバージョンが企画され、昼の「フローズンファンタジーパレード」のほか、ゲストらと一緒に劇場版主題歌「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を歌う「アナとエルサのウィンターグリーティング」なとが加わるなど、パワーアップを遂げてのカムバックだ。イベントは3月18日まで。
フロート増強、新プログラム...パワーアップのニューバージョン
期間中1日1、2回行われるパレードでは、15年は1台だったフロートが5台に。アナやエルサ、オラフに加えて新たに山男のクリストフやハンス王子、精霊トロールらが登場する。
なかほどにならぶ"氷の城"のトップに立つのはエルサ。フロートが停止するショータイムでは沿道で見守るゲストらに語りかけるように音楽に合わせ手ぶり身ぶりでパフォーマンスを披露する。
「フローズンファンタジー」が初日を迎えた1月12日には、TDLがある関東地方南部はそれまでの暖冬が一変。エルサの魔法がかかったかのように"真冬"になった。
「ウィンターグリーティング」が行われるのは、シンデレラ城前のキャッスル・フォアコート。アナとエルサ、オラフたちが子どもたちを一緒に遊ぶ。子どもたちはダンスと歌を練習して、その成果をフロートに乗って登場するアナやエルサらにプレゼント。フィナーレに雪が舞うなか「レット・イット・ゴー~ありのままで~」をみんなで歌う。
11日に行われたイベントのプレスプレビューでは、「ウィンターグリーティング」に、女優でフィギュアスケーターの本田望結(みゆ)さん(11)と、妹の紗来さん(8)がアナとエルサの仮装で参加。ゲストの小学生らと楽しいひと時を過ごした。
夜のプログラム、シンデレラ城でのプロジェクションマッピングなどによる「ワンス・アポン・ア・タイム~スペシャルウィンターエディション~」では、公演内容の一部が「アナ雪」をイメージしたナイトエンターテインメントに。16年のニューバージョンでは、それまでの「英語」から「日本語」となり、とくに子どもたちにとってはより親しみが増しそうだ。