日本料理店監修の高級ショコラ、口どけに徹底的にこだわった森永の新商品... 今年のバレンタイン義理チョコ候補はこれだ!
バレンタインデーが1か月後に迫り、どんなチョコレートを買うか少しずつ考え始めている人も多いのでは。高級志向の凝った商品から、お手頃価格で買える新商品まで、今年注目の「義理チョコ」を紹介する。
ユニークなチョコが続々登場
まずは日本料理店・賛否両論(東京都渋谷区)によるペカンナッツショコラ3種セットとショコラセレクション。パティシエを目指そうと思ったこともあるほどスイーツにこだわりの強い、オーナー兼料理人の笠原将弘さんが監修した。3種セットは、油を使わずにローストしたナッツを口どけの良いチョコで丁寧に包んだペカンナッツショコラ3種が入っている。セレクションは、ベルギー産クーベルチュールを使用したボンボンチョコレートとペカンナッツショコラ3種類の詰め合わせだ。梅、醤油、ほうじ茶など、和を取り入れたユニークな味にも注目。セレクションは3055円、3種セットは3797円(どちらも税別価格)だ。
続いて東京マリオットホテル(東京都品川区)が販売する、宝石そっくりの外見が印象的なJewel Chocolate Box 「Bijoux」(ジュエル チョコレート ボックス 「ビジュー」)。ジュエリーボックス型の箱には、ハーブリキュールやシャンパンなどを使って仕上げた煌びやかなデザインのボンボンショコラが8種類入っている。ダイヤのブリリアンカットを模した形に燃えるような赤色が目を引くロゼフランボワーズや、ダークショコラに口の中でパチパチと弾けるキャンディーを入れたスパークルオブラブなど、目と舌で楽しめるセットになっている。値段はボンボンショコラ8種類12個にヴァローナキャレ(四角いショコラ)が15枚ついて5093円(税別)だ。
もちろん、手ごろな価格で楽しめるチョコレートも新商品が続々登場している。
森永製菓(東京都港区)は「夏でも溶けないチョコ」として人気の「ベイク」の新ラインナップ「大人のくちどけベイク クリーミーショコラ/ベリーのラムフランベ」を2016年1月12日から期間限定で販売する。繊細な食感と口どけに徹底的にこだわった濃厚で滑らかな舌触りが特徴。表面をさっくりと焼いたことで、柔らかな食感をそのままに常温でも形が崩れにくくなっており、20度前後の室温でもっとも口どけを実感できるよう計算して作られている。価格は238円(税込)だ。実際に普通のベイクと食べ比べてみると、通常のベイクは口に入れたときのサクッとした食感が印象的であるのに対し、大人のくちどけベイクは、サクッとした歯ごたえの後に舌の上でトロトロになった。通常のものよりもミルクのコクが強く、しっとりしていた。
冬季限定で販売される明治(東京都中央区)のロングセラーチョコ「Meltykiss(メルティーキス)」からは、新味「プレシャスミルク」が登場。牛乳由来の原料をふんだんに使った贅沢な味わいが特徴だ。製法がほかのメルティーキスシリーズとは異なり、ミルク生地とカカオマス生地を別々に作ってから混ぜ合わせることでカカオの酸味とフルーティーな香りがより感じられる仕上がりになっている。価格は248円(税別)。