海外生まれコーヒーチェーンが"日本初出店"で鳥取を選んだワケは...オーストラリア「Muzz Buzz」のドライブスルー1号店

   オーストラリアやニュージーランド(NZ)で成長中のドライブスルー型コーヒーチェーン「Muzz Buzz(マズバズ)」が日本上陸を果たし、2015年12月19日に、鳥取市内にドライブスルー型1号店をオープンする。

オーストラリアにあるドライブスルー型店舗(イメージ)
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「1号店」は埼玉に出店済み

    「Muzz Buzz」は04年にオーストラリアで展開をスタート。その後、成長を続けいまは同国とNZ約80店舗がある。ドライバーの安全のため、ホットコーヒーもストローで提供するスタイルは現地ではおなじみだという。

   「見る楽しみ(FUN)味わう楽しみ(FUN)、選ぶ楽しみ(FUN)を提供する」をコンセプトに、客とスタッフの参加型イベントを実施するといったユニークな取り組みを、1年を通して行っている。

   2015年に日本上陸を果たし、3月30日に埼玉県越谷市のイオンレイクタウン内に1号店をオープン、そしていよいよ本来のドライブスルー型店舗を初出店する運びとなった。出店するのは鳥取市の「鳥取ファーマーズガーデン」内。

「スタバもスナバもある県」に

   Muzz Buzzでは「地方創生を支援し『日本一の"スナバ"がある鳥取県』を皮切りに、地元密着型のドライブスルー型コーヒーチェーンを10年で300店舗展開していく計画」としている。

   鳥取県は15年5月に米カフェチェーンのスターバックスが初出店。それまでは「全国で唯一スタバがない県」としてメディアなどで話題になり、同県の平井伸治知事が、県内の名所「砂丘」を念頭に「スタバはないけどスナバ(砂場)はあります」と"自虐PR"していた。スターバックス出店後は同県では「スタバ出店が日本最後になった都道府県」「スタバもスナバもある県」などと、さらに"知名度"拡大に努めている。

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