ナウシカからマーニーまで...30年の歴史を振り返る「ジブリの大博覧会」

   スタジオジブリ30年の歴史を資料で振り返る「ジブリの大博覧会」が2015年9月12日から11月8日まで愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内の施設で開催される。「愛・地球博」の愛称で05年に開催された「日本国際博覧会(愛知万博)」の10周年を記念した「第32回全国都市緑化あいちフェア」の一環として特別に企画された。

「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」まで楽しめる
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「思い出のマーニー×種田陽平展」と2本立て

   同公園内にある地球市民交流センター体育館で「思い出のマーニー×種田陽平展」が、愛・地球博記念館ギャラリー3で「ジブリの大博覧会展」が開催される。

   「思い出のマーニー×種田陽平展」では、14年に公開されたジブリの作品「思い出のマーニー」で初めてアニメーション作品の美術監督に挑んだ種田陽平さんの仕事を紹介。種田さんが作り上げた不思議な世界を楽しめる。主人公の少女マーニーが住んでいた部屋が実写映画のセットように綿密に再現されるほか、映画のために描かれたイメージボードや背景画が紹介される。

   「ジブリの大博覧会展」は、「風の谷のナウシカ」から「思い出のマーニー」までジブリの約30年の歴史を振り返る内容。ポスターやチラシといった広告宣伝物を中心に30年間の歴史によって生み出された制作資料、企画書、未公開資料を含む3000点もの資料が展示される。ジブリプロデューサー鈴木敏夫さんは「汗と涙の30年間を是非見てください。」とコメントしている。

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