日本初「アンドロイド」搭載テレビ ソニー4Kブラビア、本格的な「スマート」化へ
2015-05-24 01:00:00
ソニーは、国内で初めてグーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載したテレビ「4Kブラビア」の新シリーズを、2015年6月20日に発売する。「『好奇心』にこたえるテレビ」と、既存の枠にとどまらない機能性や使いやすさ、さらには画質、音質を追求。ソニーが日本のスマートテレビ界をけん引するか。
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アプリをテレビにダウンロードし、豊富なコンテンツを楽しむ
スマートテレビでは、インターネットに接続してアプリケーションをダウンロードし、動画やゲームなどを楽しめる。アプリは、4Kブラビア発売時点で「ユーチューブ」など100種類以上がそろう。スマホやタブレットでスタンダード化しているアンドロイドなので開発者も多く、今後もいっそう増加していくという。また、付属の音声タッチパッドリモコンを使えば、音声認識によるテレビ番組やネット動画などの検索ができ、操作の利便性も高い。
スマホやタブレットの写真や動画をテレビ画面に映し出せる「グーグルキャスト」の機能が使えるなどモバイル機器との連動性も備える。テレビで映像を再生している間、モバイル端末側でメールやネットなどの操作を自由に行える。
高い画質、音質でインターネットコンテンツを楽しめるのも4Kスマートテレビのセールスポイントだ。4K用の新映像プロセッサー「X1」は、テレビ放送、ブルーレイディスク、ネット動画などあらゆる映像を高品位に表現する。また上位機種には、「ハイレゾ」音源対応の高音質な大容量スピーカーを搭載したほか、ハイレゾ音源でなくてもそれと同程度に高音質化する独自技術「DSEE HX」を採用している。
ラインアップは75V~43V型の7機種。市場推定価格は、最も高い75V型が100万円(税別=以下同)、最も安い43V型が21万円。