「21世紀の資本」のピケティ氏の理論をマンガ化「コミックでわかるピケティ入門」

   KADOKAWAは、「21世紀の資本」の著者トマ・ピケティ氏の理論をマンガで学べるビジネス書「コミックでわかるピケティ入門」を、2015年5月18日に刊行した。

主人公は女性トレーダー
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世界を揺るがせた理論がマンガでわかる

   13年フランスで刊行、14年春に英訳版が出ると50万部のベストセラーとなり、日本でもブームとなっている経済書「21世紀の資本」。軽快なストーリーでわかりやすいコミックは、今までの入門書では入りづらかったという人におすすめ。章末には慶応義塾大学の藤田康範教授による解説付き。「ピケティを知る」も巻末資料としてまとめられている。「r>g」だけでなく、ピケティが伝えたかった経済の仕組みが詰まっている。

   主人公はアメリカ帰りのスゴ腕トレーダー鳴海エリカ。金融市場という戦場で富豪たちとのビジネスに明け暮れていたが、とある事件に巻き込まれ......。仕事を頑張っていれば豊かな生活が手に入るのか? マルクスも予想外の「超」格差社会がやってくる?ピケティの理論がマンガでつかめる新感覚のビジネスストーリー。

   定価は1000円(税抜)。

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