車内案内を"自動翻訳" ヤマハ「おもてなしガイド」アプリ使い東急バスで実証実験

   ヤマハ東急バスは、代官山循環バスの車内アナウンスにヤマハが開発した「おもてなしガイド」を活用した実証実験「東急バス×ヤマハSound UD化プロジェクト」を、2015年5月16日から9月30日までの約4か月間実施する。

車内アナウンスの内容をスマホで5か国の言語設定で表示
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沿線に大使館、外国人居住者多い代官山循環バスで

   代官山循環バスは沿線にマレーシア、エジプト・アラブ共和国、デンマークなどの大使館があり、外国人も多い。

   実証実験ではバス会社初の取り組みとして、車内アナウンスにヤマハが開発したスマートフォンアプリ「おもてなしガイド」を導入。車内アナウンスが流れている時に「おもてなしガイド」アプリを開くと、インターネットやWi-Fiに接続しなくても、アナウンスの内容をスマートフォンで日本語、英語、マレー語、アラビア語、デンマーク語の5か国の言語設定で表示、確認することができる。

   「おもてなしガイド」を通じて、さまざまな施設や交通機関のどこへ行ってもサービスが受けられ、外国人観光客や高齢者、聴覚障がい者に優しい社会の実現を目指しているという。

   実証実験に先駆けて4月30日から5月6日、東急田園都市線たまプラーザ駅直結の商業施設「たまプラーザテラス」で開催されるイベント「たまプラーザ トレインパーク」で、実験で使用予定の「おもてなしガイド」を一足先に体験できる。

   なお、代官山循環バスでの実証実験は、一般の人でもアプリをダウンロードすれば参加可能。

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