「世界5大ハイボール」都心に集まる 堤真一が語るウイスキーの魅力
東京ミッドタウン(東京都港区)のミッドタウン・ガーデンでは2015年4月24日から5月24日までの1か月間、世界の5大ウイスキーを味わえる「ワールド ハイボール ミッドパーク カフェ」が開催される。
4月23日に行われたプレスイベントには、催しを協賛するサントリースピリッツから「ウイスキーアンバサダー」に起用された俳優の堤真一さん(50)が登場。イベントの成功を願い、「乾杯」が行われた。
幅広いウイスキーが楽しめるように
今年で5年目を迎える、ミッドタウンでのウイスキーイベント。今年はスコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、そしてジャパニーズの「世界の5大ウイスキー」を飲み比べられるのが目玉だ。
サントリーは14年、米ウイスキーメーカーのビーム社(現ビームサントリー)を買収。同社は「ジムビーム」、「メーカーズマーク」の米ウイスキーのほか、スコッチの「ラフロイグ10年」、「カナディアンクラブ」、アイリッシュの「カネマラ」などのブランドを傘下に持っており、会場では以上の5種に加え、日本産の「角」と「響 HIBIKI」のハイボール(各500~700円)を味わえる。
サントリースピリッツの森本昌紀氏(ウイスキーブランド部長)は、
「ひとつの商品にフォーカスするのではなく、私どもビームサントリーが所有しております『世界の5大ウイスキー』を一堂に集めて、それぞれの味わいに合ったハイボールスタイルでお楽しみいただければ」
と、イベント開催の意図を語った。
「芝居」と「ウイスキー」の共通点とは...
「ウイスキーアンバサダー」は、ビームサントリーの持つ世界のウイスキーの魅力を、広くアピールするのが役割。堤さんは、すでにサントリー山崎蒸溜所(大阪府島本町)を訪れていて、今後もスコットランドや、アメリカの蒸溜所を訪問予定だという。堤さんは、
「もともとウイスキーは大好き。僕は素人なので、これからウイスキーの奥深さや魅力を勉強しながら、皆様にわかりやすく伝えられたらと思います。それぞれの蒸溜所や職人さんの気質とかも全然違うと思うので、それも伝えられたらいいな」
とウイスキーへの愛とともに意気込みを語った。堤さんによると、ウイスキーづくりと芝居には、共通点があるという。
「いろんなタイプの役者さん(樽ごとのウイスキー)がいて、それを演出家(ブレンダー)がひとつの作品にまとめ上げるというのが、すごく似ている気がして、親しみを感じました」
イベント会場では、ハイボールだけでなく、「フィッシュ&チップス」(800円)や、「厚切り燻製ベーコン」(900円)、「ソーセージ&チョリソー盛り合わせ」(1000円)といった、ウイスキーに合うフードメニューもそろえている。
営業時間は平日17時~22時、土日祝日12時~22時(ラストオーダー30分前)。屋外のため雨天中止。4月25日は23時まで、29日~5月10日は12時からの営業となる。