新生ゆるキャラ「あんこ猫」もお披露目...メモリアル第60回「伊豆大島椿まつり」
伊豆大島(東京都大島町)で毎年1~3月に開かれる「伊豆大島椿まつり」が、この2015年は60回目のメモリアル開催として、1月25日から3月22日まで行われる。開催に先がけて伊豆大島から、「ミス大島」や「椿の女王」らがJ-CASTニュース編集部を訪れ「私たちのほかに、記念開催の今年は、新しく誕生したゆるキャラもおもてなしをしますのでぜひきてください」と"あんこスマイル"で呼びかけた。
観光復興宣言ができるよう 1月25日~3月22日
伊豆大島は13年10月に台風の影響で大規模な土砂災害に見舞われ、翌14年の「椿まつり」の集客は例年より大幅に落ち込んだ。だがその後の観光面での回復は着実で、伊豆大島観光協会の白井岩仁会長は、60回目となる15年のまつりでは「災害以前のベースに(訪問客数を)戻して、観光復興宣言ができるように」と期待している。例年は2万~3万5000人の観光客がまつり期間に島を訪れるという。
まつり期間中の島内では、週末を中心にさまざまなイベントを予定。14年には行われなかった催しも復活する。
高速ジェット船の往復切符を42%オフ 東海汽船
観光協会の白井会長とともに「椿まつりキャラバン隊」としてJ-CASTニュースを訪れたミス大島の白井里枝さん、椿の女王の島津恵梨花さんらは、さまざまなイベントでおもてなしに努める予定だが、彼女らに加えて今回は、新生のゆるキャラ「あんこ猫」が活躍するという。島内で開催されたアート展の出展品を原型にして生まれ、東京都で唯一の指定郷土衣装であるあんこの装いを施した。
ゆるキャラとしては"後発"なため「ユルさで勝負は無理」と、表情をキツめにし「ゆるかわいくない」ゆるキャラにした。残念ながら等身大の着ぐるみモデルはキャラバンには間に合わなかったが、まつりではお披露目されるという。
伊豆大島-東京間に定期航路を持つ東海汽船では、まつり期間をカバーする1月5日から3月31日まで「椿まつり第60回開催記念企画」として、便限定で高速ジェット船の往復切符を42%オフの7000円で販売。また、東京都観光支援事業により、宿泊、日帰りの旅行で割引利用ができる。