口臭の悩みは「40代から」が最多 会話のとき気になる人が過半数
歯みがき粉「薩摩刀豆 なたまめ歯みがき」を販売している、マイケア(東京都新宿区)は、忘年会など人と接する機会が増えるシーズンを前に「口臭に関する調査」を実施した。
2014年11月10~12日、関東・関西在住の40歳以上の男女950人を対象に、インターネットで調査した。
多くの人が「におい」に悩み
普段「口臭について悩んでいる」と回答している人は全体の約2割(18.6%)だが、「口臭の悩みに対し、ケアを行っているか」という質問では、悩んでいる人の数を上回る約3割(27.9%)が「ケアをしている」と回答した。悩みを感じていなくても口臭ケアを行っているようだ。
「ケアを行っている場所」としては、「自宅」(96.2%)が最も多く、「歯科(審美歯科を含む)」は15.8%。「現在行っている口臭ケアに対する満足度」を聞くと、「満足している」が77.7%、「満足していない」が22.3%であったものの、満足していない理由の圧倒的多数が「効果がない」(66.3%)ことだった。
口臭にまつわる悩みがある人は「40代から」悩んでいる人が最も多く31.9%で、次いで「50代」が20.1%、3位が「30代」で18.5%だった。そして「30代」との僅差で「20代」が14.6%となり、年代にかかわらず口臭の悩みを抱えている人がいることがわかった。
「口臭についての悩み」は、「におい」が圧倒的に多く全体の36.0%。次いで「会話をしている時(自分の口臭によって、相手に不快な思いをさせていないかどうかなど)」が13.0%、「起床時(起きた時の自分の口臭が気になる/起きた時の口臭がきつい)」が7.3%と続いた。
そしてその悩みは「どんな時に最も気になるか」という質問に対しては、「会話(をしている時)」が51.5%と過半数を占め、第三者に「口臭に関する悩みを知られたくない」「(口臭などで)不快に思われたくない」といった心情が大きく影響していることが推測される。