プレミアム路線の「甘酸っぱく濃厚」レモネード 「コミニュテッド果汁」にこだわり
2014-10-31 04:31:32
果汁系炭酸飲料で高付加価値を目指した「アサヒのレモネード特濃」が、アサヒ飲料から販売されている。
レモンの果肉だけでなく果皮まで丸ごとすりつぶすことで、レモンの果実をそのままかじったような、「甘酸っぱく濃厚な味わいと香り」を実現した商品だ。
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熟練職人が管理
もっともこだわったのはオーダーメードによる独自調達の「コミニュテッド果汁」で、シチリア島など有名なレモン産地を抱えるイタリアでしかできないという製法が使われている。ストレート果汁に混濁果汁と、レモンの皮を細かく砕いて入れるもので、果実を粉砕するときの強さや、白い果皮の分量などによって果汁の安定性が変わり機械化できないため、熟練した職人の手で管理をしている。
アサヒ飲料マーケティング担当者は
「果汁の甘さだとか苦味、酸味のバランスについてもこの果汁の良さを生かせるようなものを何度も試行錯誤をして作りこんだ」
とコメントしている。
2014年10月21日、発売された。価格は176円(税別)。
調査会社のマクロミルが10月に1032人を対象に実施したネット調査によると、140円以上の炭酸飲料でも特徴がある炭酸飲料であれば62.1%が購入する、という結果も出ており、こうした高価格・高付加価値を狙ったプレミアム路線の商品といえそうだ。