雪解け遠いギャルの政治不信 舛添さんに期待はしてるけど…

   45年振りに積雪が27cmに達した2014年2月9日、都知事選の投票が行われ、無所属で新人の舛添要一元厚生労働相が初当選しました。投票率は46.14%で、12年12月の前回(62.6%)を16ポイント余り下回り、過去3番目の低さ。その低投票率に驚きを隠せなかった方も多いはず・・・。そんな中、200万票余りを獲得して初当選した元厚労相の舛添氏。この結果に対し、ギャル達がどのように感じているのかを調査してみました。

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前知事の横領問題、納得いかない


いまは支持はちょっとねえ…
【都知事選で初当選した舛添氏を支持する?】
■支持しない…61.3%
■支持する…38.7%

という回答となり、他の候補者に大差を付け圧勝した舛添氏ではありましたが、平均17.2歳のGRPのギャル達からは、「支持しない」という声が多く集まる結果となりました。

   ではなぜ多くのギャル達が「支持しない」という意見を述べたのか調査を行うと…。

   ギャル達の多くは、今回の都知事選の発端となった猪瀬直樹前知事の横領問題について、未だ納得していないという意見が多く、都の代表である知事が都民を裏切っていた行為に不信感を抱き、新知事となった舛添氏に対しても残念ながら不信感が尾を引いているということが明らかとなりました。

マスゾエミクスで景気が良くなったって実感したい

   そんな沈みきったギャル達の支持率をググっと掴むには、今後どのようにしていけば良いのでしょうか。そこで、ギャル達が今後舛添氏に期待していることも聞いてみました。

   ギャルA『会社員だけじゃなくて、ウチらも実感出来るくらいもっと景気が良くなると良いな!』

   ギャルB『前よりお小遣いが1000円増えたけど、ぶっちゃけまだまだ足りないー!』

   ギャルC『間違いないね! もっともっと景気が良くなったって実感したいし、何より政治を分かり易く教えて欲しい!』

   ギャルA『それは確かに…。だって今回の投票率もかなり悪かったんでしょ?ぶっちゃけウチのお姉ちゃんは選挙権あるけど行ってなかったし…。ウチも成人したら行きたいって思うのか分かんない…』

   ギャルB『若者が政治に興味ないのって興味持てるような政治家がいないってのも関係あると思うんだよね。それに前の知事の件もそうだけど、政治家達のあまり良くない報道も聞くじゃん?』

   ギャルC『分かる~! 結局、誰得!? みたいなね(笑)。そんな環境と報道の中で育ってきたから、「政治へ興味を持って!」なんて言われてもねぇ~。全然説得力ない!』

   ギャルA『やっぱさ、まずは舛添さんに政治家の信用度をアップさせて欲しいよね!そこから色々、求めてくるのも出てきそうじゃん!?』

   ギャルB『納得~! 福祉とかオリンピックとか…、色々しなきゃいけないことが山積みだろうけど、少しでも信用率アップを目指して頑張って欲しいよね!』

   ギャルC『まぁ色々な意味で期待しよ、マスゾエミクスに(笑)』

不信解消につながるマニフェストを第一に

   このような会話が繰り広げられ、想像していた通りまずは信用出来る政治家を誕生させることが望まれていること、そして舛添氏にもそのような人物になって欲しいと思っていることが分かりました。

   また彼女達の声にもあったように若者でも分かる政治マニュアルといったものや、これからの日本は特に若者が作っていく…といったことがより伝わり易いリアリティ性が求められていると言えるのではいでしょうか。

   それには現代の若者からしたら自分達が何も関心を持たなくても日々変わり続ける政治は、ある意味バーチャル的で非現実的な要素があるのかもしれません。

   今後も少しでも若者が政治へ関心を寄せることを願うのは当然ですが、彼女達の声にもあったように政治家への不信が解消するようなマニフェストを第一に掲げ、彼女達の関心度もアップさせるような分かり易く、優しい政治を訴えていって欲しいですね。

GRP編集部・ひろ

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