アジア太平洋地域「多国間協力」の可能性さぐる「安全保障国際シンポジウム」 防衛研究所が参加者募集中

   防衛省防衛研究所は2013年11月12日に開く「平成25年度安全保障国際シンポジウム」の参加者を募集中だ。

   シンポジウムは「アジア太平洋地域の多国間協力の可能性―安全保障観の相違を超えて」をテーマに、国内外から著名な有識者を招き、地域・分野的な広がりを含めて議論する。

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申込みは郵送またはウェブで


防衛省防衛研究所がシンポジウム参加者を募集中

   現在の安全保障上の課題、特にテロ、海洋での対立、自然災害をはじめとしてサイバー、宇宙をも含む非伝統的な分野においては、規範形成の視点からも多国間の協力が不可欠となっている。

   アジア太平洋地域では現在、パワーバランスの観点で米国が経済・政治・軍事のあらゆる面で依然として重要な地位を占める一方で、中国が台頭する状況が生まれつつある。

   こうした状況を踏まえ、16回目となる今回のシンポジウムでは、レオナルド・セバスチャン氏(シンガポール・ラジャラトナム国際問題研究所教授)、ニック・ビズリー(オーストラリア・ラトローブ大学教授)、リ・ミンジャン氏(シンガポール・ラジャラトナム国際問題研究所教授)、ジャガナット・パンダ氏(インド防衛研究所)、キム・テヒョ(韓国成均館大学教授、前大統領対外戦略企画官)、ドミトリー・トレーニン氏 (カーネギー・モスクワセンター所長)、サトゥ・リメイエ氏(ワシントン東西センター所長)等、各国からアジア太平洋地域にかかわる有識者を招き、これからの多国間協力の可能性について、地域的・分野的な広がりを含めて議論する。

   参加は無料で、はがきの郵送または防衛研究所ホームページ(http://www.nids.go.jp/event/symposium/index.html)での申込みが必要。

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