広くなった助手席スライド幅 ダイハツ軽「タント」フルモデルチェンジ
2013-10-05 11:00:00
ダイハツ工業は2013年10月3日、軽乗用車「タント」をフルモデルチェンジし、全国一斉発売した。メーカー希望小売価格は、117万~175万1000円。
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樹脂パーツで10キロ軽量化
タント X SA
助手席のスライド幅が従来から10センチ拡張して38センチとなり、ロングスライド化を実現したほか、両側スライドドアを取り入れるなど、使い勝手を追求した。
前頭部からフロントガラスまでの距離を12センチ、前席での頭上から天井までの距離を2センチ延長し、開放感を演出。助手席を自在に操作できる「助手席シートバックレバー」や、乗り降りしやすい「乗降グリップ」(助手席左上)も設置した。
また、ボンネットやフロントフェンダー、バックドアなどを樹脂化することで、従来の鉄製パーツと比べ約10キロの軽量化を実現。車両前方部の外板もすべて樹脂とし、万が一の際の歩行者保護性能を向上させた。「低速域衝突回避支援ブレーキ機能」「誤発進抑制制御機能」「先行車発信お知らせ機能」、車両の横滑りなどを防止する「VSC&TRC」の4つの機能を備える「スマートアシスト」を、全グレードに設定した。
JC08モード燃費は、28.0キロ毎リットル。