乙葉さん、ロバート・秋山さんらが「チェンジ喘息!」 トークイベントで「自分に合った治療の継続」呼びかけ
アステラス製薬とアストラゼネカは、「喘息疾患啓発活動『チェンジ喘息!』トークイベント」を2013年9月30日に都内で開いた。症状が悪化しやすいとされる10月、11月に向けて、「自分に合った治療法を続けよう」と呼びかける目的だ。
「症状が出ない毎日を楽しみましょう」
乙葉さんらが「自分に合った治療法を続けよう」と呼びかけた
2012年から「チェンジ喘息!」キャンペーンナビゲーターを務める乙葉さんと、お笑い芸人・ロバートが登壇した。なかでも、子どもの頃から喘息とつきあっているという乙葉さんとロバートの秋山竜次さんの2人は、「秋など、季節の変わり目は症状が悪化しやすい」などと、患者だからこそわかる悩みや不安について話し合った。
会場には、喘息治療の専門医である足立満さん(山王病院アレルギー内科)も招かれ、喘息患者の症状や悩みに応じた最適な治療法についてアドバイスした。
「喘息は気道の慢性的な炎症が原因で起こる疾患」、「気候や外部環境の変動によって症状が出ることがあり、とくに秋口は気温が下がるため、喘息の症状が出やすい」と解説。さらに、「気道炎症を放置していると気道が敏感になり、わずかな刺激でも喘息症状が起きてしまう。だから、治療する上ではこの気道炎症をなるべく抑制できるよう、自分に合った喘息の治療法を『続けること』が大切になる」と治療の継続を呼びかけた。
こうした「治療の継続」をサポートするため、アステラス製薬とアストラゼネカが新サービス「チェンジ喘息!アプリ」の提供を10月1日から、Google Playや10月上旬にApp Storeで開始することも発表された。また、アラームで薬の服用時間を知らせたり、服薬状況や喘息の状態を簡単に入力してグラフで表示したりできる。また、地域を選択することでその日の天気と喘息指数も表示するなどの機能もある。
トークイベント後には、乙葉さんと足立さんが「チェンジ喘息! 自分に合った治療法を続けて、症状が出ない毎日を楽しみましょう」とプラカードをかかげ、登壇者らとともに、患者にエールを送った。