「モナ・リザ」と技術の融合美にうっとり 東芝LED×仏ルーヴル美術館が見せる幻とは

   仏ルーヴル美術館の照明改修プロジェクトを進めている東芝が、「モナ・リザ」の展示照明システムと「赤の間」の天井照明器具をLED照明への改修工事を終えた。照明を一新した「モナ・リザ」の展示部屋をCMのためだけに貸切で撮影した、同プロジェクト第4弾となるテレビCM「東芝LED at ルーヴル美術館」が2013年7月4日からオンエアされている。

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改修により、より自然光に近い形で見られる環境に


テレビCM「東芝LED at ルーヴル美術館」

   改修により「モナ・リザ」の絵の濃淡を忠実に再現し、より自然光に近い形で見られる環境を整えた。絵画の褐色化を防ぐ紫外線・青色光を最小限に抑えている。また、「赤の間」天井照明に関しては、昼光を採り入れた展示室で常に一定の色温度で絵画を鑑賞できるよう、絵画の照度を一定に保つ制御電源を採用し、電力や照明器具の重量の低減も実現した。

   第3弾の続編である今回のCMは、長い白髪とあご髭の謎めいた老人に導かれ、少女が美術館へ足を踏み入れるシーンから始まる。展示されているのは、18世紀後半から19世紀前半にかけて活躍した有名画家たちの代表作だ。老人は画家を紹介するように、少女に絵画を紹介していく。「モナ・リザ」の絵の目の前に立ち止まり、少女に画家の名前をたずねた。「レオナルド……、ダ・ヴィンチ」と少女が答えた瞬間、館内を歩く人影と重なり、老人は姿を消してしまう――。世界の名画をLEDのあかりで照らす「芸術と技術の融合した映像美」を表現したCMだ。

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