難病「口唇口蓋裂」女の子の手術に支援を 「オペレーション・スマイル・ジャパン」が寄付呼びかけ

   認定NPO法人「オペレーション・スマイル・ジャパン」(OSJ、松島恵之理事長、東京都中央区)は、唇や頬の一部が裂けたような亀裂を持って生まれた、フィリピンに住む1歳半の女の子が日本で形成外科手術を受けられるよう、寄付を呼びかけている。

   OSJは、難病の「口唇裂」「口蓋裂」の子供達、中でも経済的な理由から治療を受けられない開発途上国の子供達を支援しようと、日本の形成外科医らを現地に派遣し、治療や現地の医療スタッフのトレーニングをする活動などを行っている。

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「ワールド・ケア・プログラム」の一環

   今回の寄付の呼びかけは、「口唇裂」などの症状が重い子供たちを日本に招き、日本の医師らが手術し治療する「ワールド・ケア・プログラム」の一環。2013年4月23日付の朝日新聞朝刊(東京本社版)で、支援対象の女の子「エンジェルちゃん」の写真を載せた寄付募集の広告を掲載するなどしている。

   OSJでは、「6時間を超える大手術とその後の治療のため1か月以上の入院が必要」としている。母親のグロリアさんの滞在費用も考慮する必要があり、「ご寄付をお願いします」と訴えている。

   寄付は、OSJサイトなどからできる。問い合わせは、OSJの募金受付センター(電話03・5363・2247)。海外への日本人医師団派遣を支援する募金活動も行っているという。

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