「KDDIからiPad mini」本当? ネットは報道に半信半疑

   KDDI、小型iPad(アイパッド)発売へ――2012年10月4日朝刊に掲載された日経新聞の「特ダネ」に、ネットユーザーは思いのほか慎重な反応を見せている。

   アップルの小型アイパッド、通称「iPad mini(ミニ)」に関しては10月に入り国内外の大手メディアが相次いで取り上げており、「10月17日発表」説が有力視されている。3日には米ウォール・ストリート・ジャーナルが「すでに量産がスタートした」と報じるなど、近日中の投入はもはや既定路線と見られている。

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取材に対しては「ノーコメント」


ウクライナのサイトが「流出画像」として公開したiPad miniの部品写真。KDDIからの発売はあるのか

   現在、3G(携帯電話回線)対応のアイパッドはソフトバンクからしか出ていない。KDDIも2012年3月の第3世代アイパッド発売時に発売を検討したが、結局断念したことが報じられている。

   すでにiPhone(アイフォーン)をめぐり両社は激しい「つばの掛け合い」(孫社長)、もといつばぜり合いを繰り広げており、KDDIのアイパッド・ミニ発売が実現すれば、さらなる抗争激化は間違いない。ネットもさぞかし大盛り上がり――かと思いきや、ネット上では、「なんだよ日経か」などと冷めた反応が少なくない。過去に系列誌の「日経ビジネス」がアイフォーンがらみで「ドコモ参入」報道の空振りを(結果的に)演じた経緯もあり、ひとまずは様子見、というのが大勢のようだ。一方でアイパッド・ミニに対する期待度は高く、「出たら買おう!」「早く発表されないかなー」といった声も相次いでいる。

   なおKDDIでは10月4日、J-CASTニュースの取材に対し、「弊社から発表したものではなく、ノーコメントとさせていただきます」と回答した。

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