自転車で合戦じゃ 「徳川軍VS武田軍」参加者募集
静岡市と山梨県身延山町は、両県を代表する戦国大名の「徳川軍」と「武田軍」のチームに分かれて自転車レースを行うイベント「ツール・ド・安倍峠2012」(運営ルーツ・スポーツ・ジャパン)を2012年10月21日、開催する。
過去2回は勝敗つかず
馬を自転車に変えて、両軍の合戦は行われる
「ツール・ド・安倍峠」は自転車で山道を走るサイクルロードレースで、今回で3回目。
県境にある安倍峠で結ばれる梅ヶ島金山(静岡市)と湯之奥金山(身延町)は、戦国時代から江戸時代にかけて金が産出され、いずれも徳川家と武田家が領有したことのある金山。ツール・ド・安倍峠はこの2つの金山付近をコースにして行われる。
参加者は住所に関係なく、好きな軍勢に所属してレースに参加。レースは性別・年齢、車種などで7つのカテゴリーを設け、それぞれのカテゴリー優勝者の所属ごとに各軍にポイントが与えられ、総合ポイントの高かった軍が勝利となる。
過去2回の結果は、2010年が大雨で一部コースが使用できなかったため、2011年が台風でレースが中止だったため、いまだ両軍の勝敗はついていない。
勝利した軍に所属していた参加者には記念品が贈られるほか、各軍の中で最速タイムでゴールした参加者は、それぞれ初代「家康」「信玄」の称号が贈られる。
また、レース終了後には参加者と地元住民の交流会が開かれる。地元の食材である駿河シャモや身延ゆばが入った「金山合戦鍋」が無料でふるまわれ、ゴール地点の梅ヶ島新田温泉「黄金の湯」を利用することができる(入浴料は別途必要)。
大会は高校生以上であれば住所に関係なく参加が可能。定員は400人、参加費は6000円。
参加の申し込みは、ウェブサイト(http://venus.sportsentry.ne.jp/event.php?tid=32181)から。申し込み締め切りは10月10日だが、定員に達すると終了となる。