「恋人未満の相手」ギャルの4割「いる」 20代前半女子が驚愕したワケ
先日、高校時代の仲良し8人組で女子会をした時のことです。
久々に8人組全員が集まったということもあり、それぞれの近況報告などをしていたのですが、中でも一番盛り上がったのが女子会の醍醐味とも言える「恋バナ」についてでした。
そんな「恋バナ」トークで、異常なほどの盛り上がりをみせたのが「友達以上恋人未満の相手」とは一体どういう関係なのか…ということ。
「友達以上恋人未満の相手」の意味って?
「未満」は未満でしょ
確かにこの言葉、巷でもよく耳にしますが、みなさんはどういう意味で捉えていますか。
結果、私達20代前半の女子の間では、
「友達以上恋人未満の相手」=「体の関係を持っている相手」と解釈している女子が8人中6人で、そんな相手がいるのは8人中1人というその場では全体の12.5%ということが分かりました。
では、10代のギャル達にとってはどうなのでしょうか。
早速、GRPでギャル達に「友達以上恋人未満の相手」がいるかどうかについて調査を行うと、驚くべきことに43.0%ものギャル達が「いる」と答える結果となりました。
ということは、約4割ものギャル達が体の関係を持っている(恋人ではない)相手が現在いるということなのでしょうか。
更に詳しく調査を進めていくと、ギャル達は「友達以上恋人未満の相手」をこのように解釈していることが分かりました。
10代ギャルでは「親友に近いような存在」
『2人で遊んだり、悩みを相談し合ったりなんでも言い合える仲!親友みたいな感じ』
『恋愛感情は全く無いけれど、ウチにとって1番頼れる必要不可欠な存在なんだよね』
『何でも話せるし、気を遣わない相手!絶対一緒の布団で寝ても何もない自信がある』
といった意見を聞くことが出来、20代女子の間では、
「友達以上恋人未満の相手」=「体の関係を持っている相手」と解釈していたものの、
どうやら10代ギャル達の間では、
「友達以上恋人未満の相手」=「親友に近いような存在」だと捉えていることが分かりました。
一見「友達以上恋人未満」と聞くと、何をもって友達なのか、はたまた、恋人の境界線はどこなのかとふわふわとしていてドギマギしてしまいますが、この関係性は、上記の結果を見ても分かるように、10代ギャルと20代女子では、全く違うことを意味しているようです。
では、なぜここまでして意味合いや捉え方が変わってくるのでしょうか。
それには、10代のギャル達が日頃から行う、コミュニケーションに隠されていると思います。というのも、彼女達は、女友達だけではなく男友達とも「おはよう」から「おやすみ」まで朝から晩まで頻繁に連絡を取り合います。
もちろん、それには特に気があるとかないといったことは関係なく、ただの男友達であっても密に連絡を取り合うようです。
コミュニケーションツール介し、1日50回以上も
その連絡の取り方は、20代女子からみると異常なほど多く感じてしまうのですが、あるJKギャルの場合だとメール・電話・ブログ・SNSといったコミュニケーションツールを介し、1日に50回以上も多数の男友達とやり取りをするほど…。
つまり、現代のギャルにとっては、こういったコミュニケーションツールがいくつも存在することで、そもそもウェブを介し連絡を取るといった行為自体が深い意味はなく、かなりラフな意味を持っているといえるのではないでしょうか。
だからこそ、10代ギャル達にとって「友達以上恋人未満」といった意味も、私達20代女子のように「体の関係を持っている相手」と深い意味はなく「親友に近いような存在」と解釈されたのではないかと感じています。
大袈裟に言うならば、10代のギャル達は片時も休む間もなく常に連絡を取り合うといった日常があることで、このコミュニーション自体、ある意味、チャット的な感覚を持ち合わせている…と言えるのではないでしょうか。
個人的に感じるのは、もちろんこういったコミュニケーションツールを介し、連絡を取り合うことがきっと彼女達の存在意義や自分という価値を高めることへも繋げているのかもしれないですが、直接会ってリアルなコミュニケーションをするということも忘れないで欲しいとは思いますね。
GRP編集部員・ひろ