ギャルの「気になるニュース」ランキング 消費税増税が1位になったワケ
6月26日(2012年)に衆議院で可決された、消費税増税法案。
ギャルも含む日本国民全体の生活に大きな影響を及ぼす問題だけに、今後も更に様々な意見が飛び交いそうです。
ギャルの間でも、mixiやツイッターなどで逐一情報をチェックする子が多いのはもちろんですが、GRPが毎週調査を行う「最近気になるニュースランキング(6/29付)」でもこの法案が1位にランクインするなど、ギャルも一国民として注目していることが分かります。
政治家は「給料」下げないの?たった2年?
買い物する回数に影響は?
では、実際にギャル達は、この消費税増税案をどう感じているのでしょうか。
早速、意見を聞いてみると…
『消費税を上げる前に政治家の給料減らせばいい』
『増税の前に政治家の給料カットした方が絶対いいよ』
『上げる必要ない。実際5%の税金も何に使われているかあやふや。増税するより政治家の給料下げるべきじゃない?』
といったようにギャル達の約9割が消費税増税案に反対なこと、
また、消費税をアップすることよりも政治家の給与のカットを求める声が多く、政府の無駄遣いを徹底的に阻止するべきというような厳しいコメントが寄せられる結果となりました。国会議員の給料(歳費)は、復興財源のために2年間だけ13%弱削減されるそうですが、まったく評価されていないようです。
「国民が買い物をしなくなると思う」
もちろん、このような反対意見はギャルだけに限らないとは思いますが、
ここまでギャル達がシビアに受け止めるのは、消費税が増税になった場合、日本にも影響が出ると感じているからのようで、
『国は借金が返せるだろうけど、国民が買い物をしなくなると思う』
『消費税が上がった分、一時的に日本の借金はなくなりそうだけど、またすぐ財政難に陥りそう…』
『経済的には少しは安定すると思うけど、更に格差社会になる。貧富の差が激しくなりそう』
といった意見がありました。「国の借金」を減らす必要性は理解しながらも、国民が買い物を減らすのでは、と消費の冷え込みを心配する声がかなりあるようです。
しかし…。
成立は時間の問題だと思われるこの消費税増税案だけに、本格的に実施された場合には、どういった制度があれば、ギャル達は納得するのでしょうか。
全国共通ポイントカードが導入されたら…
引き続き調査を行うと、
『買い物するとポイントが貯まってどこでも使える制度はどう?』
『全国共通のポイントカードが欲しい!買い物したらポイントが貯まっていって値引きになるの!』
『ポイントが還元される仕組みは?それか、貯まったら商品券がもらえるとか…』
といったようにギャル達は日本国民全員が持てるような共通ポイントカードでの現金値引き、ポイントが貯まった分、商品券と引き換えになる仕組みを望んでいるようで、こんな制度があれば、日本国民もギャルも、買い物に対して窮屈な気持ちにならず、財布の紐が緩み、経済が活性化するのでは、と考えているようです。
と言うのも、ギャル達のライフスタイルを見てみると、ポイント制度はとても身近なものなのです。日頃からポイントカードを財布に50枚程度入れている子が多く、アパレルブランドやコスメブランドのポイントカード・フリークのギャルもいるほどです。
野田首相、是非今すぐこの制度の実施を…!
とまでは言いませんが、周りの政治家やお役所、団体の意見だけを聞くのではなく、こういった若い世代の声にも耳を傾けてはいかがでしょうか。これからの日本を支えていくのは、ギャルを含め若い世代なのですから。
GRP編集長・まぁ~さ