【ご当地グルメ食べまくり】「B1優勝」岡山・蒜山もうひとつの名産

   岡山県と鳥取県の境にある山、蒜山(ひるぜん)の名を冠した食べ物といえば、B級グルメの祭典B-1グランプリ優勝でブレイクした「ひるぜん焼そば」が思い浮かぶ。

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全国的には目にする機会がそう多くない


ヨーグルトのバリエーションは豊富

   しかしそれより前から、岡山県北部の蒜山南麓の名産品として名を馳せている食べ物がある。蒜山酪農農業協同組合の「蒜山ジャージーヨーグルト」である。栄養価が高く、濃厚な味とされるジャージー牛乳からつくられるヨーグルトだ。

   スーパーなどで売っていることもあるが、全国的には目にする機会はそう多くないので、同酪農の公式サイトでの取り寄せが人気だ。おいしいヨーグルトとしてたびたびメディアに載り、食べログの取り寄せヨーグルト部門で1位をキープしている。

   スタンダードな「蒜山ジャージーヨーグルト」(100ミリリットル、110円)は生乳、砂糖、香料のみを使い、保存料や着色料は不使用。上部はクリーム層と呼ばれる固めの膜状になっていて、色はほんのりと黄色みがかっているのが特徴だ。

   またバリエーションは豊富で、砂糖を使わないプレーンタイプ、香料なしのもの、ジャージー生クリームの入りもの、マンゴーピューレなど果物入りなどがある。1個100ミリリットル前後、110円~160円程度からバラで買えるものが大半で、あれやこれやと買いたくなってしまう。ジャージー牛の牛乳やプリンなどもあり、一緒に購入できる。

牛乳ならではのコクと後口のよさ

   今回は5種類のヨーグルトを取り寄せたが、いずれにも共通していたのは、牛乳ならではのやさしく滋味あるコクと、後口のよさ。ヨーグルトにはよくあるしつこさや、ひねくさいようなところがまったくなく、あくまでフレッシュでピュアな余韻が残った。

   風光明媚な蒜山高原からは、中国地方最高峰の大山をはるかに望めるそうだが、蒜山高原のヨーグルトは、ヨーグルトの最高峰のひとつと言って差し支えなさそうだ。


商品名:蒜山ジャージーヨーグルト

製造:蒜山酪農農業協同組合

価格:110円~160円

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