マギー審司と「耳カー」が届けた気仙沼小の声 「支援物資いつもありがとう」
2012-05-31 11:30:47
東北6県の合同夏祭りイベント「東北六魂祭2012」が2012年5月26日から2日間、盛岡市であった。26日には、手品師・タレントのマギー審司さんと、車体に巨大な「耳」を搭載した特別車「耳カー」がNEXCO東日本協賛ブースに登場し、注目を集めた。
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「でっかくなっちゃった」耳で声を拾います
マギー審司さんといえば、「でっかくなっちゃった」のセリフとともに「耳が大きくなる」パフォーマンスで有名だ。「耳カー」はNEXCO東日本が「HEARTLINK NIPPON~つなごう、こころ。ひろげよう、出会い。~」をスローガンに実施している復興支援活動の一環として企画されたもので、3月から都内のほか各地のサービスエリアやパーキングエリアを回り、人々の被災地への肉声メッセージを「耳」に内蔵されたICレコーダーに録音してきた。
マギー審司さんと「耳カー」
26日のイベントではこれらのメッセージのほか、マギー審司さんの母校でもある宮城県の気仙沼小学校で収録された子どもたちの声も公開された。子どもたちからは、「支援物資いつもありがとう」といった感謝のほか、6日に竜巻の被害を受けた茨城県つくば市の住民を「大変な時期ですがお互いがんばりましょう」と気遣う声などが聞かれた。
マギー審司さんは、後輩たちの「皆さんから支援を受けましたけれど、ただ受け取るだけでなく、皆さんが困っているときは一番に駆けつけますよ」という思いを代弁し、自らも耳カーへ、「みんなで日本を元気にしましょう!」と吹き込んでいた。