「卒パラブ」「ラブサンラブ」 出合いのシーンで恋を表現
新学期に新年度…。
新しいリズムでの生活がスタートしたこともあり、何かと慌しくなる時期ですよね。
しかし、新しい出会いが多いシーズンということもあってからなのか、最近、やたらと友人からの「合コン」の誘いが多いことに気付きました。
「合コン」はあまりいい印象ない
街コン、行きたい!
実際に「合コン」によく行く友人Aは、『今が一番、合コンの誘いがある時期!』と言うぐらいで、4月のこの時期は「合コン」フィーバーと言っていいシーズンのようです。
では、ギャル達の間ではどうなのでしょうか。
早速、GRP編集部に遊びに来たJKギャル達に「合コン」について話しを聞いてみることにしました。
ギャルA『合コンなんてしないよ!(笑)行ってみたいって気持ちにはならないし!だって、恋愛にがっついてる感じすんじゃん?』
ギャルB『興味はある!でも、率先してやりたいって感じではないかな。』
ギャルC『う~ん、あんまいいイメージないかも!いかにも!って感じしない?(笑)』
このような意見を聞くことが出来、ギャルの間で「合コン」は、興味本位の軽い気持ちで参加はしてはみたいものの、恋愛がスタートする出会いの場所として考えると、あまり良い印象を持っていないことが分かりました。
「渋谷の街コンなら趣味が合う人に出会えそう!」
しかし、引き続き、調査を行うと、こういった意見を聞くことが出来ました。
ギャルA『合コンはいいやって感じだけど…ぶっちゃけ街コンは参加してみたいんだよね!渋谷の街コンなら趣味が合う人に出会えそう!』
ギャルB『確かに、友達いっぱい連れて参加したらイベント感覚で面白そう!』
ギャルC『自分の身近なところだけじゃなくて、色んな人と出会うキッカケになりそうだしね』
このような意見が聞かれ、「合コン」のイメージとは一変し、「街コン」には積極的に参加してみたいといったギャルが多いことが分かりました。
イベント感覚で参加できるのがいい
では、同じ出会いの場であることは変わりがないのに、なぜ普段よく耳にする「合コン」よりも「街コン」に参加したいと考えるギャルが多いのでしょうか。じつは、彼女たちは、年に数回行われているギャルサークルやギャル・ギャル男向けイベントに行き慣れている「下地」があり、「街コン」というものにも抵抗がなかったのです。
普段、ギャルたちが参加する主なイベントは、全国のギャルサークルが集まり1年の締めくくりとして開催される「D-1グランプリ」、高校生最後の思い出を作る「卒業パーティー」、毎夏行われるイベント「ラブサンシャイン」などが挙げられ、D-1グランプリで出会い交際に至った恋を「D-1ラブ」、次に卒業パーティーで出会い交際に至った恋を「卒パラブ」、はたまたラブサンシャインで出会い交際に至った恋を「ラブサンラブ」と呼んでいるなど、イベントによって実った恋を「表現」する言葉まで生み出されているほどです。
このようなイベントでの出会いは、友達間の限られた出会いだけでなくより多くの人と出会いが期待出来ること、同じ趣味を持つ異性と知り合うのが出来ることなどからギャルにとっても、とても好印象のようです。
つまり、ギャル達にとって「合コン」といった少人数でセッティングされた出会いの場においては、限られた出会いや理想とする出逢いを期待出来ないといったイメージが強いのですが、反対に「街コン」のような大規模に開催されている場となるとイベントに行くような感覚で気軽に参加出来ること、様々な人との出会いに期待が出来そうといったメリット意識が強いと考えられることで、実際に「街コン」に参加してみたいと考えるギャルが多いようです。
私にとっては、「合コン」も「街コン」もどちらも出会いの場としての印象が強いのですが、イベント好きなギャルだからこその意見なのではないでしょうか。
GRP編集部 ミリにゃん